*ポチっとのお話*

□YoonSun..
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トントン

今夜テヨンオンニはティパオンニの部屋でお泊りするみたいで
ソニオンニは今夜一人。
それを知ってて、私はソニオンニとテヨンオンニの部屋にノックをした。

「入って良いよー」

声が聞こえて、少しドアを開けた。

「オンニ」

ドアから顔を出すと、
私だと知ったソニオンニは大きなため息をついた。

「・・・」

まだ何もしてなんだけど・・・。
私が来るだけで、邪魔だったかな?

そう思うと、胸が締め付けられる感覚になった。

「もう夜だし、仕事で疲れたから、一緒に遊ばないわよ」

いつものように遊びに来たと思ったみたい。

「大丈夫。今夜は少し違う」

「・・・どうせ、少しだけでしょ?」

もうしょうがないなー。って言うソニオンニ。

うん。やっぱり、オンニは優しい。

スヨンオンニがソニオンニに恋心を抱いたこともわかる。

・・・って、私もソニオンニに恋心抱いてるんだけど。

私はドアを全開に開けて部屋に入る。

「ジャジャーン♪」

「・・・枕?」

「うん!一緒に寝よ」

私は返事を待たずにソニオンニの隣に寝っ転がった。

「今夜、ユリオンニいないし。
ソニオンニ、テヨンオンニがいなくて寂しいでしょ?」

「・・私はそこまで子供じゃないわよ」

「強がっちゃって」

そう言って、ベッドの中に入った。

「あー。温かい。なんだかソニオンニの優しさみたい」

「何それ」

呆れちゃってるのかと思ったけど、声が少し笑っていたから安心した。

「良いよね?一緒に寝よ?」

「そうだね。子供は一人では寝れないみたいだし」

子ども扱いされて、少し寂しいような気がするけど
でも、一緒に寝れる喜びは寂しさより上だった。

「じゃあ電気消すわよ」

「うん」







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