*ポチっとのお話*
□YoonSun..
1ページ/4ページ
トントン
今夜テヨンオンニはティパオンニの部屋でお泊りするみたいで
ソニオンニは今夜一人。
それを知ってて、私はソニオンニとテヨンオンニの部屋にノックをした。
「入って良いよー」
声が聞こえて、少しドアを開けた。
「オンニ」
ドアから顔を出すと、
私だと知ったソニオンニは大きなため息をついた。
「・・・」
まだ何もしてなんだけど・・・。
私が来るだけで、邪魔だったかな?
そう思うと、胸が締め付けられる感覚になった。
「もう夜だし、仕事で疲れたから、一緒に遊ばないわよ」
いつものように遊びに来たと思ったみたい。
「大丈夫。今夜は少し違う」
「・・・どうせ、少しだけでしょ?」
もうしょうがないなー。って言うソニオンニ。
うん。やっぱり、オンニは優しい。
スヨンオンニがソニオンニに恋心を抱いたこともわかる。
・・・って、私もソニオンニに恋心抱いてるんだけど。
私はドアを全開に開けて部屋に入る。
「ジャジャーン♪」
「・・・枕?」
「うん!一緒に寝よ」
私は返事を待たずにソニオンニの隣に寝っ転がった。
「今夜、ユリオンニいないし。
ソニオンニ、テヨンオンニがいなくて寂しいでしょ?」
「・・私はそこまで子供じゃないわよ」
「強がっちゃって」
そう言って、ベッドの中に入った。
「あー。温かい。なんだかソニオンニの優しさみたい」
「何それ」
呆れちゃってるのかと思ったけど、声が少し笑っていたから安心した。
「良いよね?一緒に寝よ?」
「そうだね。子供は一人では寝れないみたいだし」
子ども扱いされて、少し寂しいような気がするけど
でも、一緒に寝れる喜びは寂しさより上だった。
「じゃあ電気消すわよ」
「うん」
.