BOOK
□恋
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「・・・・・どうしよう」
私は一人布団の中で包まる。
今日私以外みんな仕事で合宿には一人。
別に寂しいとかではない。
ただ・・最近・・・ティファニーが気になってしょうがない・・。
その・・・・気になると言っても友達の気になるじゃなくて・・・恋愛的な気になるの方で・・・。
「はぁ〜」
私は昨日サニーにティファニーが気になると話したらそれは“恋”だと言った。
「恋・・」
私にとって難しいものだな。
そう思ってはもっと丸まる。
サニーは昨日“思い切って告白しちゃえ”なんて言ってたけど
これが本当に恋だとは確信してないし、告白って言ったって
女同士だし・・・もし答えが“NO”だったらティファニーとの距離ができそうだし・・。
「あぁぁぁぁあっぁぁぁあっぁぁぁぁ」
もうどうしようもなくてただ声をだしてみた。