らぬ季節られてしまいたいとむせび人よ
脆く不器用な純潔で赦してくれさえするならば

真理の水面を撫でるだけの蛙とその愛すべき行為について
火の粉払うも傷を付けるもこの手ひとつでよいなどと


深淵へ溺れどいよいよ失せぬ愚かしさをかつては恋と呼んだのだ



  そっとそっと、絡め取る。 
 
  (世界が君を拒んでも)




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