巡
らぬ
季節
へ
置
き
去
られてしまいたいとむせび
泣
く
咎
人よ
脆く不器用な純潔で赦してくれさえするならば
真理の水面を撫でるだけの蛙とその愛すべき行為について
火の粉払うも傷を付けるもこの手ひとつでよいなどと
深淵へ溺れどいよいよ失せぬ愚かしさをかつては恋と呼んだのだ
そっとそっと、絡め取る。
(世界が君を拒んでも)
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