NARUTO
□002
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シ「ふぁーーぁあ。よく寝た。」
どうやら授業は終わったようで次は手裏剣とクナイの演習らしい。
わざわざあんな遠い所に移動する事がめんどくせー。第一教室でやればいいだろ。てか、こんな事考えんのがめんどくせー。
チ「シカマルー。移動しよー。」
チョウジがポテチを食べながら此方に近づいてきた。
おぉ。と返事をしようと思ったが隣に目をやると、あいつがまだ寝ていた。
こいつは何時も寝ている。見かけるたびに寝ている気がする。そして何時も笑っている。笑いながら相手にうざい口を叩くと言う奴だ。
そういや。こいつの目を開けた所を見た事がないな。
てかもう目とまぶたが引っ付いて開けないんじゃね?ってくらいだ。
ま、兎に角こいつを起こさないと…。
シ「おい、起きろ! 次は演習だぞ。」
と肩を揺らした。
それでも起きる気配はないようだ。
だからもう少し強めに揺らしてみた。
そしたら起きたようで、ゆっくりと机から上半身を起こした。
『やめてよー。さっき居なくなったおじいちゃんが向こう岸に手を降ってくれてたのにー。』
と、ボケの第一声。
シ「それ三途の川?! あぶねーな!」
こいつはボケる事しか出来ないのか?とも考えた事はあるが、何かと仲間思いなのは知っていた。
シ「ほら、移動するぞ。行くぜ。」
そう言いながらあおいの頬をぺちぺちと叩きながら言った。
『うーん。』
目を擦りながらついて来た。
犬かよ。