NARUTO
□002
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う「今から手裏剣とクナイの練習をする。さっきの授業の事を活かして取り組んでくれ。」
と言ってうみのティーチャーは的のど真ん中にクナイを投げた。周りからは、お〜。と歓声がわく。
う「今のを真似てくれ。最初のうちは外れてもいい。」
クナイの穴に人差し指を入れてくるくると回しながら言った。
こういうのはうちは君が得意そうだねー。一応見ておこうかな。
的から一列に並んで一人一人が順番に3回ずつ投げていった。
『シカマル惜しかったねー。』
手を振りながらシカマルに言った。シカマルは最後の1本の時は本当にあと少しで届いていたのだ。
シ「おー。お前も頑張れよ。 」
シカマルは照れ臭くなった事を隠すために言葉を発した。
う「次は港海、お前は本気でやれよ。」
あ、 言われてゃった。
『( 本気って言う言葉が嫌いなんだけどね。)』
ま、毎回面倒そうにやってるから目を付けられるのは当たり前か。
『えー。嫌☆』
と返事をして置いた。
ま、手裏剣やクナイは使い慣れてるから当たる自信はあるんだよねー。
けど目立ちたがるのはあまり好んじゃいないから外すけどw
ヒュン パサッ
ヒュン グサッ
『ぇ、グサッ?!』
2本目に投げた手裏剣が的のど真ん中を貫いていた。
『(ッチ。当たったか。)』
おっと!本心を隠さないとね。
僕の本心とは逆に皆は歓声を上げた。
「すごーい! あおい君!」
ナ「お前、ズルいってばよ!」
シ「そんな事出来たのかお前。」
などの感想を述べられるに挙句、うちは君には
サ「何時かやり合おう。」
なんて言われてしまった。
『ははっ。マグレだってー。』
とは言ったものの信じてくれる人が居るのかな。
ま、人は風に任せて記憶も落ちていくから何時かは忘れてるよね。それを願っておくよ。
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まさか港海があんなに出来るとは
やり合う時を待ってやる