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□君と世界で二人きり
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僕は今、愛しいけれどうざい彼と彼の部屋でデートNOWです
「黒子っち、黒子っち、麦茶にするっすか?牛乳にするっすか?それとも俺にす「麦茶で」ひどいっす」
非常にうざいです
「黒子っち、お待たせっす」
「いえ、じゃあDVDを見ましょうか」
彼と一緒にNBAのDVDを見て感想を話し合っていたら時刻は8時を回っていた
「黄瀬君、僕そろそろ帰らないと」
「ええ〜もうっすか、まだ居て欲しいっす」
「すみません、また今度来ますから」
「絶対っすよ」
彼は僕を「送るっす」と言って玄関に先に行かせて上着を取りに行った
自分ももう少し彼と一緒に居たかったのですごく嬉しい
そんなこと絶対に彼には言えませんが
「お待たせっす。行こう、黒子っち」
「はい」
彼は家までずっと僕と手を繋いでくれた
「それじゃ明日また学校で」
「はいっす」
そう言って来た道を歩いてゆく彼
その後ろ姿を見送っていると彼はいきなりこちらを向いて
「大スキっす、黒子っち」
「//」
(この瞳は君しか知らない・君しか視えない)
end