Ｍａｉｎ
□狂った彼と壊れた僕
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「テツヤ、君は僕のものだろ
なのにどうして他の奴らと喋るんだ」
「僕は僕のものです
赤司君のものじゃありません」
「テツヤは僕を裏切るのか？」
「僕は赤司君と付き合っているわけではありません
僕が好きなのは青峰くんです」
「嫌だ
テツヤ、離れるな
一人にしないでくれ」
彼は狂ってる
「君は可笑しい」
「可笑しい？
可笑しいのは僕とテツヤが結ばれないこの世界の方だよ」
ああ
僕も壊れてしまったのだろうか
僕が好きなのは彼じゃないのに
僕をこれほどまでに必要としてくれる人がいただろうか
悟ってしまった
今の彼を一人にしてはいけないと
狂ってしまった彼と壊れた僕
さよなら
僕の初恋
（一度壊れてしまったら決して元には戻らない）
end