ナルトの無礼講

□あなたに ナルトver
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サクラちゃんに会うまで俺はいたずらばっかりしてた
大人にいつも怒られて、それでも俺に関わってくれると思えば怒られても何ともなかった



年上のやつらに喧嘩を売ってボコボコにされて
地面にへばってたとき
目の前にサクラちゃんが立ってた
黙ってハンカチだけくれて無言逃げちゃったけど

俺、うれしかったんだってばよ。



覚えてないんだろうな
今は正反対にたくましく成長したサクラの姿を思い浮かべてナルトはちょっとにやついた

「ナルト? 何ニヤついてんのよ」
「へへ、、ちょっと昔の事思い出したんだってば。」

「変なの、、、。」

「サクラちゃん、今日何日か知ってる?」
「4月3日よ?それがどうかしたの?」

(やっぱり覚えてないか、、)
「なんでもないってばよ!」

不思議そうに見つめるサクラをナルトは上から見下ろす

(やっとサクラちゃんのこと見下ろせるようになったってば。)

別れ際ナルトはサクラの背中に向かって叫んだ

「サクラちゃーん!!! 

大好きだってばよーーーーーーーー!!!!!」

サクラはすぐに顔を赤くしながら走ってくるとナルトの頭に鉄拳を浴びせた

「//// 何叫んでんのよ!? このバカッ」

もう今のナルトなら軽くかわせるこの攻撃をあえて受けながらナルトはサクラを抱きしめた


「今日は4月3日、俺がサクラちゃんのこと好きになった日だってばよ。」






*変わらないものただ一つあなたへの思いは変わらない

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