君と私
□4.5
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「雨、止んだのか。」
「そうみたいだ。さて、カイリューにしようかハクリューにしようか。」
「他はいないのか?」
「キュウコンが育成グループに入っている。」
「分かれてるのか。」
「うむ。キュウコンとどちらにしようか。」
「飛行タイプがあるカイリューの方がいい。火炎放射も覚えている。」
「ハクリューも覚えている。だが、草結びを考えるとカイリューか。」
ポケモンを二体だけ選択。
余程自信があるようだ。
「キュウコン1匹でなんとかなるだろうが、一応念のためにな。」
「キュウコンはどこだ?」
「確か、弟に預けたはずだ。ふむ、バンギラスを預けるか。」
そしてポケモンセンター。
「シルバー。」
『なんだい、姉さん。』
「キュウコンを預けていたはずなんだが、こちらに送ってくれ。」
『こっちに来るのは何?』
「バンギラスだ。」
『わかった。じゃあ、転送するから。』
「あぁ、頼んだぞ。」
ポケモンを転送システムに置いた。
ポケモンが送られてくる。
「はい、どうぞ。」
言葉は述べずに礼をした。
部屋を借りて、ベッドの上に座っている。
「キュウコン。」
<なんでしょうか。>
「今回のジム戦にお前を出す。」
<精一杯頑張らせてもらいます。>
「期待しているぞ。」
<はい。>
「技は何があるんだ?」
「火炎放射、穴を掘る、アイアンテール、神通力だ。」
「タイプがバラバラだな。」
「あぁ。どんなタイプのポケモンが来ても対応出来るようにしているんだ。」
「火炎放射と神通力が要だな。」
「ロズレイドは毒も持っている。それに穴を掘るでも効く。」
「確実だな。」
「妾に失敗は許されぬ。」
二人はその後、少し戦略について会話をして眠った。