君と私

□6
2ページ/10ページ

ヒカリともう一人の男、コウヘイのバトルが始まった。





「ヤドキングか。と言ってもあのレベル。敵ではない。」

「俺でも倒せるかな?」

「簡単だレアコイルがいただろう?」

「鋼タイプにエスパーは効果はあまりない。水も普通。そうか。」

「一回戦目、お前は何もしなくていい。バトルの情報を得られると厄介だ。」

「わかった。」




バトルが終了したようだ。

結果はもちろんヒカリのチームが勝った。




「シンジ!俺たちもやってやろうぜ!うわぁぁああ!!」




サトシにいきなり攻撃が来た。




「何すんだよ!」

「文句ならコイツに言え。」

「ヒコザル?もしかして、火炎放射を覚えたのか!?」

「こんな炎が火炎放射か?コントロール一つまともに出来ないのに。」

「特訓してるのか?なら俺たちも協力するぜ。」

「余計なことはするな。」

「タッグバトルなんだぞ?力を合わせなきゃ勝てないじゃないか!」

「お前の力などいるか。」

「なんだと?」

「そこまでだ。何度言えばわかる?学習能力が低いぞ。」

「何?」

「シンジ、お前のバトルはまだだ。あちらで練習して来い。
これで何か文句があるのならば言ってみろ。」

「フン!行くぞヒコザル!」




シンジは行ってしまった。

ルカはヒコザルを見て呟いた。




「潮時か。」

「姉さん?」

「ルカ!その人がパートナー?」

「ヒカリ、あぁそうだ。妾の弟だ。」

「えぇ!?確かに写真と似てる!」

「姉さん、コイツは?」

「あたしはヒカリ!よろしくね!」

「…コイツ、姉さんの何なんだ?」

「見守るべき者だ。」

「姉さん、あっちで俺のポケモンを見てくれないか?」

「あぁ。ヒカリ、ご苦労だった。また会おう。」

「うん!」




シルバーはルカの腕をつかんで移動した。





「俺のポケモン、育ったんだ。」

「ほぅ。オーダイルにニューラ、キングドラ、レアコイル、フーディン
そしてゲンガーか。中々悪くはないメンバーだ。ひこうがいないな。」

「ボックスに預けたんだ。姉さんは氷タイプを苦手とするから
ひこうじゃ一度にやられる。だから格闘の技や鋼のポケモンを持ってきた。」

「その推測も悪くはないが妾ではなかったらどうするつもりだったんだ?」

「キングドラやニューラがいるからそれで大丈夫だって思った。」

「なるほどな。うむ、最初はニューラが妥当だ。」

「わかったよ。」

「次は妾たちだ。行くぞ。」





二人はフィールドに出た。

そして、一方的なバトルが始まった。
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ