短編★

□輝く君は
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「ルカ〜。」



「なんだ?」



「構ってよ。俺暇。死ぬかも。」



「私は忙しいんだ。阿伏兎のところに行け。」



「俺はルカに構ってほしいんだ。てか、何してるの?」



「誰かさんがサボってやってなかった仕事。」



「誰だろうね?阿伏兎かな?」



「本気で言っているのか?」



「そうじゃないの?」



「……はぁ…。」



「でも、交渉って戦うのとは違ってつまらないだろ?」


のしっ



「神威、重い。どけろ。」



「えー。ヤダ。」



「どけろ。」



「ヤダ。だって、ここ数日ずっと仕事だよ?もういやだよ。」



「…………まったく………。」



「寝なよ。ほとんど寝てないだろ?」



神威は、ルカの腕を引っ張ってベッドへ投げた。


「ほら、寝よ?」



「ドサクサ紛れに布団に入るな。そして、入れるな。私は仕事が…。」



「今日だけ。ね?お願いだから。あんたが調子悪いと、俺も悪くなるんだ。」



「私は至って健康だ。」



「…いつか体調崩すよ。」



「……はぁ…全く……わかった。」



「ほんと!?」



「ただし、明日、仕事を手伝ってもらうぞ。まぁ、なるべく戦闘の方をまわすが。」



「ちぇー。ま、いっか。じゃ、おやすみ。」



「あ、あぁ。おやすみ。」 





end


(やっと寝てくれたよ。てか、何で睡眠薬効いてないの?)


(睡眠薬の効果を消す薬を飲んだのだが、意味無いではないか。)



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