君と私

□4
1ページ/3ページ

「シンジ、自然公園にチャンピオンが…?いない。速いな。」





自然公園。

シンジとルカは旅をしながらバッジをゲットしていっていた。





「全く、シンジは速い。」

「あ!シンジ!」

「あちらか。」





サトシの声が聞こえてそちらへ急いで走った。




「あれからバッジいくつになった?オレ今二つだぜ!」

「お前に報告する必要はない。」

「え?」





言うだけいって行ってしまう。





「シンジ、やはりここか。」

「…なんだそれは。」

「見てのとおり、アイスだ。チョコミントにバニラ、抹茶のトリプルだ。」

「ハァ。シロナさんですね?」

「ん?なるほど。久しいな、シロナ。」

「えぇ。そのアイス美味しそうね。」

「今度作ろうか?」

「お願い。それでそちらの少年は?」

「俺はトバリシティのシンジと言います。ポケモンバトルをお願いします。」

「野試合の挑戦なんて久しぶり。シンオウリーグに挑戦中なの?」

「はい。」

「なるほど。」




シロナは階段を下りて来た。





「どうやら、他のリーグをてんせいしてきたみたいね。
いいわ。挑戦を受けましょ。」

「使用ポケモンは六体でいいですか?」

「結構よ。」




周りが騒ぎ出す。




「では始めましょう?天空に舞え、ガブリアス!」

「ヒコザル!バトルスタンバイ!」

「ヒコザル?」




周りからはブーイング。

その中には。





「あの女も何突っ立ってんだよ。」
「どうせ男に媚売ってんだろ。」
「何で何も言わないんだよ。」
「頭がおかしいぜ!」




などというのもあった。

しかし、そんなものは気にしていない様子。




「先攻はどうぞ。」

「はい。炎の渦!」

「全く、チャンピオンならここにもいるというのに。」

「穴を掘る!」

「こちらも穴を掘る!」

「チッ。」




そして、出てきたときにはヒコザルは戦闘不能。

一撃だ。




「やはりこんなものか。マニューラ、バトルスタンバイ!」

「氷タイプのマニューラならガブリアスとの相性はいい。」

「なるほど、シンジにしては考えたな。」

「吹雪!」





だが効いていないようだ。





「ドラゴンダイブ!」

「ならば冷凍ビーム!」




だがかわされてまた一撃で戦闘不能に。




「ヤミカラス、バトルスタンバイ!」

「ひこうだから地面は効かないがさて、シンジどうする気だ。」

「黒い霧!」

「かわして!」

「ゴッドバード!」

「ギガインパクト!」

「来た!」





ヤミカラスは当たり前のように戦闘不能。




「フン!」

「シンジ?あぁ、そうか。」

「ドダイドス、バトル、スタンバイ!」

「(勝つことが目的ではないとは、意外、いやシンジらしいのか。)」

「ギガドレイン!」




ガブリアスに当たった。




「ギガインパクトは確かに強力。だが、それはガブリアスの弱点でもある。」





ガブリアスが片膝をついた。




「ハードプラント!」




だが、翼で防がれていた。




「なっ!?」

「瓦割り。」




決まってドダイドスは戦闘不能。

シンジはボールに戻した。




「ここまでにします。」

「わかったわ。ガブリアス、ご苦労様。」
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ