lyric

□うたかたのヒト
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ずっと見ていたあなたの横顔
つい目で追いかけてしまうのがあたしの癖何気ない会話交わす度に
ココロぎゅっとなってキミが滲んだ

ありふれた出逢いかもしれない
それでも傍にいられたら良いのに
はじめて触れたキミの手は
あたしだけのものじゃない

濡れたのはあたしと頬で
のみこんだ言葉が胸に積もってく
どんなに想っても叶わないのに
「さよなら」がうまく云えないよ


きっとどこかで期待していた
キミがあたしを好きになるなんて
そんなことあるわけないのに
言い聞かせてまたキミが溢れた

重ねても一つにはなれないだからせめて特別でいたいのに
他の誰かが埋めた隙間が
あたしを置きざりにする

濡れたのはキミの所為で
つかめない背中に恋をしていた
どんなに想っても届かないのに
「いとしい」が消えてくれないよ


その瞳(め)に映りたいだけ
笑いかけて欲しいだけ
抱きしめられたいだけだよ


気づいたらキミが好きでした
変わらない優しさが好きでした
どんなに想っても叶わないのに
「さよなら」がうまく云えないよ
云えないよ


 

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