*MAIN LONG*

□+私奮闘記+
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普通に朝起きてリビングに向かう。
トントントンと階段を踏みしめて降りる。
布団の中よりひんやりと冷たい空気が肌をさす。
あれ?なんか身長が高くなった気が。
なーんて朝寝ぼけている私が気付く訳もなく、リビングへと行った。



「おはよう名前」



いつもなら母がこう言う筈なのだが、目の前で固まっている。



『・・・どうしたの?』



ふぁあ・・・とそこで盛大な欠伸をしてそこでふと気付く。

声が低い。

そして、いつもなら母を見上げる形なのだが、今は見下ろしている感じになっている。
まさかと思い、洗面所に向かった。
鏡に映っていたのは男。
黒い自分の髪が綺麗な銀髪になっている。
肌の色は透き通る程白くシミ一つない。
いや、待てよ。



『石田三成じゃん』



思った言葉がそれ。
銀の髪に鋭い紫がかった金色の瞳。
そして何より逆三角形の形をした前髪。
嗚呼、まさしくこれは戦国BASARAの石田三成ではないか。
どうやら私は、



『石田三成になったみたいだ』







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