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□休日
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なのはが少し甘えるように
腕にスリスリしながら言ってくる
あ〜今日も本当に可愛い‥なのは
そんな事を思いながらなのはと映画を見に行く。
映画の中身は学園物の恋愛で
もちろん映画を見ている間は暗いわけで
その間、なのはったらギュット手を握ってきたり
肩に頭を乗せてきたりと
私的にドキドキで
正直映画の内容が入ってこなかったのは
なのはには内緒だ
見終わり外に出てくると
「フェイトちゃん〜」
「映画楽しかったね♪」
ニコニコしながら
なのはが嬉しそうに言う
「ううん///」
実際の所
本当の事を言うとなのはが怒ると思う
だからこちらもニコニコしながら言うと
「最後の所なんて‥‥なのはもフェイトちゃんにあんな事して欲しいな///」
なのはが顔を赤くしながら見てくる
映画の最後の所はうっすらと覚えているけれど
どんな感じだったかな?
と思っているとなのはに手を引かれて
映画館の脇の路地裏に入る
「ななのは?///」
「フェイトちゃん///」
ギュット抱きついて来て少し上目遣いで見てくるなのは
「あのねフェイトちゃん‥‥えっとね///」
「なのは‥‥」
最後の場面は確か
頬に手を伸ばして相手の男の人が女の人にキスをするシーンだった
きっとなのはは‥‥
「なのは‥‥好きだよ///」
なのはの頬に手を伸ばしてから
そっと唇にキスをする
「んっ‥‥///」
「なのは///」
ゆっくり離れるとなのはは顔を真っ赤にさせながら
「フェイトちゃん大好き///」
満面の笑みに
可愛いと思いながら
ここが、外だと忘れているフェイトとなのはだった