小説未満
□バレンタインチョコ
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『はぁ…
こんな等身大のチョコ…どうしろと』
馬鹿2人にもらった(本当は無理矢理置いていきやがった)
等身大の自分そっくりのチョコ…
『気持ち悪くて…喰えない』
かといって
壊すのも捨てるのも、なんだかシャクにさわる…
『こんなくだらないもの作る暇があったら…
ん?』
なんだ?良く見ると
至るところに傷がある…
『これ…型で作ったんじゃないのか?削りだし…
はっ!Σ( ̄□ ̄;』
もしかして…この傷は…
は…歯型??
首から肩にかけてかじりついたような痕が…
『く〜////』
自分の首もとを思わず手で押さえた
『カカロットの変態野郎!!なにやってんだ』
不覚にも
自分の首にカカロットが噛み付いている所を想像してしまった
『あぁ!!耳たぶにも…か』
もぅ!!最低だ!!
こんなチョコに欲情しやがって
耳の中と乳首の辺りは溶けてるし……
『くそ…』
なぜか自分が犯されたみたいで
たまらなく変な気分になってしまった…