小説未満

□無題
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辺り構わず脱ぎ捨てられた
カカロットの道着

『風呂に入るのにこんなに散らかすのかあの馬鹿は

足で蹴飛ばしながら
かき集めた…



珍しく瞬間移動なしにカカロットがやって来たのが昼過ぎだったか…

「よ!ベジータ〜!風呂貸してくれよ(´∀`)」
『は?』
「汗でベタベタ気持ちわりぃ…」
『……』


いつもながら
どこかでトレーニングした帰りに寄ったのか…

しょっちゅう来やがるから
クローゼットには奴の着替えがそれなりに揃っている


『カカロット!ちゃんと着替えろよ!!』

「サンキュー!ベジータ一緒に入んねぇの?」
『だ…誰が貴様と入るか
「ちぇっ…つまんねぇな」

入ったら最後…アイツはやりたい放題だ




はぁ…
なんで俺様がカカロットの世話してるんだか…

汗と泥にまみれた道着を洗濯機に放り込みながら
ため息がでた


「何、ため息ついてんだよ!」
『わ!なに?!』

いきなり背後にカカロットが泡まみれのびしょ濡れで立っていた
こんなところで瞬間移動か

『馬鹿だろ貴様!部屋がびしょ濡れだろが!
「びしょ濡れ?じゃぁ〜ベジータも一緒に入ろうよ

『なんでだ!俺は濡れてない!!床が…』

「またまたぁ〜オマタが濡れてるって話しでしょ
『はぁ??
貴様、死にたいらしいな…


コイツの脳内はどんな構造になってるんだ

「いいからいいから入ろうよ!何もしないから!」
『おぃやめ…脱がすな



コイツが何もしない訳ないだろ 


 
 

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