呟き

主に小説の裏話やサイトに関係するもののみ。
更新頻度は少なめ
◆no title 

第三部アルトリア編人物紹介

アルトリア・ラ・フェルステッド
主人公。第十五代目フェルステッド家当主……の予定の次期当主候補生

様々な能力に長け、武器は全て熟練し、魔法も扱える万能な能力

【弱者を助け、強きを挫く】のフェルステッド家の理念に従い行動しているが、彼女の行動には祖母の影響が非常に強い

魔法学校に通うのも、実は祖母の頼みから


【祖母】
第二部主人公セティ・ラ・フェルステッドのこと。第三部開始の10年前に死亡しているが、彼女の存在がアルトリアに多大な影響を与えている


【祖母と彼女】
幼い頃から、【当主の使命】と【一族の悲願】を果たすべく教育を受け、自身もそうなるように努力してきたが、父と母も含め、誰もアルトリアという【個人】として、見ていないことに不満を抱き、内心嫌っていた

だが、彼女の祖母セティ・ラ・フェルステッドは彼女を【自分の孫】として接し、アルトリアも祖母だけは自分を【次期当主】ではなく、【個人】として見てくれていることが嬉しかった

何より、家の住人は堅苦しい挨拶や期待の言葉、当主を義務づけられた教育だけで、幼い彼女にはつまらなかった。しかし、祖母が話す【思い出話】はそんな彼女の退屈をいつも吹き飛ばしてくれた

彼女の死後、今現在に至るまで、アルトリアの心はまだ彼女に縛られている


【当主の使命】
ルフィーナ、セティ同様、魔法都市ジオを守り、繁栄させること
争いが無くなり、街の繁栄もある種の限界を迎えたことから、今は時より侵入する魔物や盗賊退治が主となっている

【一族の悲願】
セティが次の世代に伝え、アルトリアに至るまでに託された願い。
全ての元凶である【ティアマット】を倒すこと、と伝えられている

だが、本当は【クスィフィアス】も含み、この二匹を倒すこと

このことは、レナリール、アクアリウス、アルトリアにしか伝えられていない

なお、ここで言う倒すこととは、【本人及びその部下を含めて、この世界から生きた証の全てを抹消】すること


【祖母の思い出話】
基本的に第二部セティ編の内容全般。稀にその後日談





フェリス・ラ・フェルステッド

アルトリアの従姉妹。旧姓で言うと【フェリス・リィ・フェルステッド】。ディレクスの家系の末裔

セティによる【一族統合】により全ての分家は本家に加わり、分家の概念は消滅している

ディレクスの末裔でありながら、魔術が全然使えない変わり者

だが、その影響なのか、武器の扱いに天性の才能があり、アルトリアより技量は上


彼女もまたセティの元で育ってきたため、アルトリア程ではないが、影響を受けている

しかし、自分の影響を強く受けるのではないか、と危惧したセティから【ある願い】を託されている


【一族統合】
侵略戦争終結後、セティは全ての分家に今までのことを謝罪し、本家の姓と役割を与え、【分家】の概念を無くした

だが、いつまでも【分家】に拘り、敵対する家系については、レナリールとアクアリウスを使い秘密裏に暗殺し、その家系を滅ぼした


【ある願い】
自分の死後、代わりに彼女を支え、彼女を助けて欲しい


アクアリウス
水の知恵の竜。ルフィーナ時代は人間嫌いでありながら人間に擬態し、セティ時代は新米メイドと化し

そして、アルトリア時代。今やメイド達のリーダー格までに昇格し、【アクアリウス・ラ・フェルステッド】という姓までもらう程、人間の生活を謳歌している

だが、昔のような、他者を見下す冷酷な性格も健在しており、【水の知恵の竜アクアリウス】と【メイド長アクアリウス・ラ・フェルステッド】の二種類の性格を使い分けている


【水の知恵の竜アクアリウス】
主にドラゴン時の性格。ルフィーナ時代のような冷酷な性格になり、敵対する者、自分が邪魔だと認識した者には容赦せずに攻撃を加える。

また、自身に興味がないことには無関心であり、人間のルールに従うことも嫌う
更に相手の反応がつまらない、相手が弱すぎると感じると不機嫌になる面倒な性格

かつては【ルフィーナが苦しむ姿】を見て楽しんでいたが、今は【フェルステッド家が困る姿】を見て楽しんでいる


【メイド長アクアリウス・ラ・フェルステッド】
主に人間に擬態時の性格。ドラゴン時とは違い、セティ時代の穏やかな性格となっている。

メイドの技量も高くなり、掃除、洗濯、家事から庭の手入れ、ペットの管理、魔物との戦闘、家庭教師等、何でもこなせるスーパーメイド

人間のルールを尊重しながらも、他者との共存することを第一に行動する。基本的にマジメでどんなことも率先して行動する

だが、すぐ別のことに移り変わるため、家事を放り出したり、戦闘中にお菓子を食べ始めたり、庭の手入れ中に昼寝したりフリーダムな性格


【性格が二分化した理由】
従来はドラゴン時の性格を無理矢理押さえつけ、穏やかな性格を維持していたが、長い擬態生活から、ついに別人格の形成に成功し、ドラゴン時の性格を押し付ける必要が無くなったため

性格が二分化したからとは言え、フェルステッド家が【大切な友人の末裔】、【護るべき者】であることに変わりはない

状況によって、擬態時に【水の知恵の竜】、ドラゴン時に【メイド長】の性格が表に出てくる








セティ・ラ・フェルステッド
第二部主人公。アルトリアの祖母
アルトリアの幼少期に既に亡くなっているが、最近になって、【高位生命体】として、復活した模様

現在は他の先祖達と共に【来るべき刻】まで地上の様子を見守っているが、生前から予期していた通り、自分の亡霊に縛られる孫アルトリアに心を痛めている

【高位生命体】
世界の理から外れた特殊な生命体。知恵の竜や大昔に存在したワーム、フラミーと同格の存在

人間界、精霊界、妖精界、奈落を行き来出来る、年を取らない、姿を自分の望む姿に変えられるなど、何でもありな生命体
要はトトやレイナのようなトンデモ生命体

進化する条件は
・生前に何かしらの功績があること
・それが神である【マナの女神】の興味を


【来るべき刻】
ティアマットによる【ルフィーナ・ラ・フェルステッド】の蘇生。そして、その討伐をするのがセティの役目

理由は【自分以降の世代で身内同士を争わせないため】
決して孫可愛さのためではない



シュルト・ラ・フェルステッド
セティよりも早く【高位生命体】に進化したルフィーナの祖父。時期的にセティ誕生前に進化していたらしく、彼女や妻レナリールのことも遠くから見守っていた

【来るべき刻】まで新たな同胞セティを戦士として鍛えている

2015/06/30(Tue) 21:26

[コメント書込]

[戻る]
[TOPへ]
[カスタマイズ]



©フォレストページ