呟き

主に小説の裏話やサイトに関係するもののみ。
更新頻度は少なめ
◆no title 

たまには、面倒な一族の歴史をね

後で変わるかもしれないけどね

フェルステッド家の歴史

黎明期……だいたい、妖精戦争くらいの時代。一族の礎と未来まで続く遺恨を残した重要な世代

オラトリオ・リィ・フェルステッド

現在の【フェルステッド家】の基盤を作った人でもあり、クスィフィアスと一族の間に致命的とも言える【溝】を作る引き金となった人物

【フェルステッド家】の本当の始祖であり、初代当主……になるはずだったが、不可解な死により、存在が抹消される


セレナーデ・ラ・フェルステッド

オラトリオの妹。兄が作った基盤を更に改良し、現在の【フェルステッド家】を作った人物。歴史上は彼女が始祖に当り、初代当主でもある

ルフィーナ、セティ、アルトリアは(彼女の娘レイナも)彼女の末裔

クスィフィアスと一族の間に致命的とも言える【溝】を作った人物


レナリール・ライム

オラトリオとクスィフィアスの友人。セレナーデのお姉さん役でもあり、オラトリオとは幼馴染みであり、恋心を抱いていた

しかし、【溝】が原因で錯乱。世界に破滅させようとするが、セレナーデに封印される……しかし……


クスィフィアス

金の知恵の竜……とは言え、この時代はまだ小
さな子供(それでも人間よりは大きい)。オラトリオに保護されてから、一緒に過ごすことになる

彼とよく遊びに来るレナリールを慕っていたが【溝】が原因で【セレナーデの血筋】を世界から抹消させようとする

【三代目当主】の際に、その悲願は達成したと思っていたが………………


【溝】
クスィフィアスを現在のような歪んだ性格にし、レナリールを【魔女】へ変貌させた事件

また、【本家】・【分家】の区別が誕生したきっかけでもある

その経緯は、当主に着くはずだったオラトリオ・フェルステッドの不可解な死により、セレナーデが当主の座に着いたが、その直後、レナリール及びクスィフィアスが同時期に錯乱し、世界を恐怖に陥れる

それをセレナーデが収め、終わりを迎えた

錯乱した理由はわかっていないが、セレナーデとオラトリオを含む、三人と一匹の間に何かあったと思われる





旧世代……妖精戦争終了後〜ドラゴン戦争前までの当主。
どうしようもないクズ当主から現在の名当主に変化するまでの軌跡

【二代目当主】
名家と呼ばれるようになったが、その権力に溺れ、様々な悪事を働き、領地内の住民に圧政し、苦しめた。

また、【溝】の真相を公表されるのを恐れ、あらゆる書物からその記述を破り、炎で燃やし、その存在を隠蔽した

(そのため、本編で唯一、事件を知っているのは、レナリールとクスィフィアスの当事者二名のみ)

【三代目当主】
二代目当主と同じく、領地内の住民を苦しめるが、襲撃したクスィフィアスに殺され、一族の大半と住民を全て殺される。

【四代目当主】
僅かに残った一族の生き残りを率いて、再興を始める。この世代から、名当主として、住民の信頼を集めていくようになる

そして、【二代目・三代目】の行いを「恥晒し」と見下し、新たなスタートという意味を込めて、全ての書物からその存在を破り捨て、燃やしてしまう

(本編中における書物の破れたページは二代目と四代目が原因)

【五代目当主】
四代目の精神を受け継ぎ、一族と街の復興に勤しむ


【六代目当主】
この代から街が完全に復興し、フェルステッド家も完全復活となる

かつての圧政は無くなり、住民からの信頼も厚く、更に街を守るために先頭に立って戦っていたことから【フェルステッド】という名を世に知らしめるきっかけとなった


【七代目当主】
【弱きを助け、強きをくじく】、その精神を完全に形とする。


【八代目当主】
ルフィーナの祖父【シュルト・ラ・フェルステッド】のこと

戦いが大好きで、素性を隠しては、様々な知恵の竜にケンカを売り、引き分けるという、中々の実力を持っている

封印が解けたレナリールの話を聞き、退治に向かうが、その姿に惚れてしまう

その後、【真紅なる竜帝】からある種の呪いを受け、レナリールと共に【フェルステッド家】と向き合うことになる


レナリール・ラ・フェルステッド

黎明期の【レナリール・ライム】のこと。

既に数百年経っていることを理解し、この時代に知り合いがいないと嘆いていたが、
シュルトに連れられて、再び訪れた【フェルステッド家】でセレナーデが残した遺言を読み、彼女の本音を知り、涙を流す

以降、シュルトと共に一族の未来を作っていく


変革期……ドラゴン戦争〜侵略戦争終結後まで。知恵の竜の介入、内乱の発生により、今までの一族内の秩序が完全に崩壊した世代

【九代目当主】
ガロード・ラ・フェルステッド

ルフィーナの父親。今までの当主が築き上げてきた理念や思想を守っていたが、突如、襲撃したアクアリウスにより、殺害される

【十代目当主】
ルフィーナ・ラ・フェルステッド

第一部【ドラゴン戦争編】主人公。ドラゴン戦争を終結に導き、ティアマット倒したと言われる英雄

また、人間嫌いのアクアリウスを改心させる等、様々な功績を残す

【フェルステッド家】を一躍有名にした人物。後述の第二部・第三部主人公は尊敬している反面、【とある事情】から複雑な心境を抱いている

アクアリウス
水の知恵の竜。当初は人間を毛嫌いし、無差別に虐殺していたが、ルフィーナとの出会いから、徐々に緩和されていく

最終的に彼女の代行を任せられる等、一族の内でかなり高い位置に属し、性格もある程度、穏やかになったが、敵対する人間を殺すことに躊躇いはなく、

後の【不幸】の後処理は彼女が行っている



【第十一代目当主】
ルフィーナの子、長男

偉大な大英雄ルフィーナの跡を継ぐよう、英才教育を受けていたが、突然、錯乱し、アクアリウスの手で殺害される

【不幸】の始まりである

【第十二代目当主】
ルフィーナの子、次男
兄の唐突の死から若くして、跡を継ぐ羽目になる
しかし、母も同様な状態から、名当主になったと、前向きに捉え、当主としての役目を果たしていたが、

兄と同じ末路を辿る

【第十三代目当主】
リフ・ラ・フェルステッド

ルフィーナの子、三男。セティの本当の父親

兄二人と能力が劣っていることにコンプレックスを抱いたまま当主になったせいか、卑屈な性格だったが、

アリスと出会ってから徐々に無くなり、セティが生まれてからは完全に消えていた

兄達と同じく、錯乱してしまうが、兄達が錯乱した理由、その原因が母親にあることを理解したが、それを伝える前にアリスに殺害される

アリス・ラ・フェルステッド

セティの母親。リフのコンプレックス克服を支えた人

レナリールとリフ本人から先代・先々代当主の不可思議な死を聞かされており、自分もそうなったら、殺して欲しいと頼まれていた

しかし、その現場を娘のセティに見られてしまい、その隙をつかれ、彼女もまた錯乱してしまう

その直後、なんとか自我を取り戻し、娘の前から姿を消した


【セティ・ラ・フェルステッド】
第二部【侵略戦争】編主人公

リフとアリスの子。両親の悲劇から、【不幸の子】と幼い頃から煙たがられていた

一時期、【分家】に住み着いていたが、その分家にも捨てられ、【フェルステッド家】を憎むようになる

その後、【ミルファ家】に引き取られ、その憎しみは徐々に消えていったが、母との再会を境に再び、憎しみが表れ、一時的に精神不安定になった

しかし、母との正面から向かい合ったことで、【過去】の真実、そして、自分が愛されていたことを理解し

彼女は【フェルステッド家】へ回帰する

実質、【第十四代目当主】なのだが、本人がそれを拒んでいるため、彼女の時は、【当主不在】となっている



新世代……【セティ・ラ・フェルステッド】によって作られた新たな秩序によって、再スタートした世代

この世代以降、【本家】・【分家】の概念は無くなる


【第十四代目当主】
セティの子。第十一代目当主と同じく、【当主になるべく】英才教育を受けてきた

【第十五代目当主】
アルトリア・ラ・フェルステッド

第三部【現代】編主人公
父と同じく、当主になるべく英才教育を受けている

幼い頃は、祖母であるセティに甘える心優しい少女だったが、彼女が亡くなる前に交わした【約束】により、気丈な性格へ変わる

アクアリウス以外の知恵の竜を【邪竜】と呼び、見下している。

後に生まれる彼女の娘も【フェルステッド家の血筋】らしい数奇な出来事に巻き込まれるが

それは別世界のお話

2014/11/26(Wed) 18:10

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