あれこれ

□Merry X`mas!!
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ほぼ会話。


12月25日



ピンポーン


ガチャッ



パーンッ(←クラッカー)

「左乃さん!メリークリスマスーッ!!」

「うおっ!、ってなんだお前かよ」


「お前かよとは失礼なっ!メリクリです左之さん!」


「おう、ところでなにしに来たんだ?」


「ガーン…聖なる夜に恋人に逢いにきちゃいけないんですか!?」


「…まだ、付き合ってねえけどな、」


「細かいことは気にしちゃダメですっ」


「…ところで、なんだ?その格好?」


「なに言ってるんですか!サンタですよ!サンタクロース!」


「いや、それは分かるんだけどよ、」


「まさか、に、似合わない、とか…」


「いや、違うくて…、なんで、黒なんだ?サンタって普通赤じゃねえのか?」


「あぁ、そういうことですか!それはですね、ふふー」


「?」


「エロかわですよっ!!」


「……は?」


「無難に赤も良かったんですけど、やっぱ左之さんを落とすには黒でセクシーに決めようかなって!」


「な、なるほどな…」


「ピンクや青もあったんですけど、やっぱ1番エロ可愛いのは黒かなって思って」


「そうだな…」


「似合いますかっ!?」


「あ?あぁ似合ってるよ、」


バタンッ


「キャー、さささ左之さんに似合ってるって言われたあぁ!…って左之さん?」


「ん?」


「なんで左之さんまで外出てきてるんですか?わたし寒いです。お家の中入りましょうよ」


「あ、あぁ、そうだな」


「?、ほら、腕とか足とか無駄に露出してきたんで鳥肌やばいです」


「おう、その前にさ、1つお願いしていいか?」


「なんでしょう?」


「…、ケッ、ケーキが無いからよ」


「それなら大丈夫です!今日の為に1日50個限定のスペシャルケーキを持ってきました!」


「じゃあ、飲み物を…」


「それも大丈夫です!これまた限定のシャンパンを持ってきました!」


「き、今日は酒じゃねえもんが飲みてえ気分なんだよ」


「珍しいですね、左之さんがお酒飲まないなんて、せっかくのシャンパンが(しゅん」


「飲むさ!それも飲むがジュースも飲みたいな〜」


「じゃあ一緒に買いにいきましょう!」


「いや、俺はその間に部屋の中片付けておくからよ」


「片付けはわたしがやってあげますから行きましょうよー」
「いや、ほんと見せらんねえくらい汚ぇから」


「えー、じゃあいってきます…左之さん、何がいいですか?」


「なんでもいい、お前に任せるよ」


「わかりました、では!すぐに帰ってくるので待っててください!」


「おう、そんな急がなくてもいいからな」


「いえ、一分一秒でも左之さんと居たいので光の速さで行ってきます!!」


「そ、そうか…」


「じゃあ、行ってきますね!」

















「左之、おそーいっ」

「わりぃ今日は帰ってくれ!」

「は?」

「ほんと頼むから」

「意味分かんないし、何よ!左之から誘ったくせに」

「また埋め合わせするから、これコートと鞄」

「はあ?なによ!ちょっと顔がいいからって調子のってんじゃないわよ!」











「左之さーんただいまです!お部屋片付きましたか?」


「おう、早かったな……今そこで誰か会わなかったか?」


「?」




─────

女を連れ込んでた左之(笑)
彼に1人のクリスマスは無さそう←
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