注:HAYATO≠トキヤ、双子設定でのおはやっほー。夢主の名前はいつものように脳内変換で。会話文のみ。





「お〜はやっほ〜! 全国2千5百万のHAYATOと」

「朔夜と!」

「…………」

「あっれ〜? トキヤはまだ恥ずかしがっているのかにゃ〜?」

「うるさいですよ、HAYATO。大体何故私が……」

「そんなこと言っていいのかにゃ? それじゃあ! 次の放送からはボクと
サクちゃんの2人だけで、」

「待ちなさい!」

「はい、トキヤくん! どうしたのかにゃ〜?(ニヤニヤ)」

「言えば良いのでしょう、言えば」

「朔夜ちゃん聞いたっ?」

「はい、しっかりと!」

「んじゃあ、挨拶からしっかりやってもらわないとね〜」

「!! それはいつもHAYATOだけでやっているでしょう!?」

「たまにはみんなで一緒に言いたいにゃっ」

「僕は良いですよー。実は言ってみたかったんですよね」

「朔夜まで……」

「それじゃいくよっ! せ〜のっ」

「「お〜はやっ」」

「…………………」

「朔夜ちゃん、明日から2人になるけどよろしくね」

「あはは。トキヤくん、勢いですよ勢いっ! なんだったらトキヤくんがHAYATOくんの演技をしてるつもりでやれば出来ます! 双子ってよく入れ替わりしたりするって言うじゃないですかっ」

「私がHAYATOに……? 屈辱ですね」

「トキヤっ、それは酷すぎるよ! 次、言わなかったら本当にサクちゃんと2人でやるからねっ」

「…………わかりました」

「それじゃ、もう1回!! 朔夜ちゃん」

「いきますよっ、せーのっ」

「おーはやっ………!!!」

「ダメダメ〜、最後まで言わないとっ」

「騙しましたね……! しかも朔夜、君まで!!」

「だって、トキヤくんの『おはやっほー』、どんな感じか聞いてみたかったんですよー。たぶんテレビを見てくれているファンの方々も同じ思いだったと思います。
さっきのだってすごくトキヤくんらしくてかっこいい『おはやっほー』だったと思いますよ?」

「朔夜……」

「って何2人で雰囲気作っちゃってんの!? ボクを仲間外れにしちゃダメ〜!」

「ちっ」

「ト、トキヤくぅ〜ん!? 本番中だからね、これっ! 舌打ちとかしちゃダメダメだにゃっ」

「何のことですか?(にっこり)」

「我が弟ながら……ボク、どうしていいかわからないよ……」

「元気出してHAYATOくんっ。いつものトキヤくんじゃないですか! それじゃ早速……でもないか。今日ののテーマを発表しますよ!」

「「(なんかその発言は誰よりも酷い気がする)」」

「(気を取り直して)本日のテーマは『節分』ですね」

「(うう、負けないにゃっ)節分の謂れはいろいろあるけど、簡単に言うと『悪いものを追い払っていい運気を呼び込もう!』ってことかにゃ」

「というわけで、ここでも早速やってみたいと思いまーす!」

「HAYATO、あなた鬼をやりなさい」

「ええええええ!!? 何その命令っ、トキヤがやればいいじゃん!」

「我侭言うんじゃありません」

「全然我侭じゃないよっ、むしろトキヤが横暴なだけでしょっ!?」

「ケンカは駄目ですよっ。冒頭のミニコントで尺がないんですから」

「(ミニコント………サクちゃん、逞しくなったね……)」

「(なんでしょう、もの凄く悲しくなってきました)」

「はい、HAYATOくんもトキヤくんも豆持ってくださーい」

「あ、うん?」

「鬼は誰がやるんですか? まぁ、別にいなくても窓を開けて外に向かって豆を撒くというスタイルもあるようですが、ここはスタジオですし」

「それはもちろん、僕がやらせていただきますよ。ちょっと待ってくださいね、今、鬼のお面被りますから。おおっ、本格的!これは小さい子は泣いちゃうくらい怖いかも……。
あれ、目のとことか開いてないんですか? ああ、なるほど。もしもの場合を考えて当たらないように配慮してくださったんですか。うちのスタッフは心優しい方ばかりですねっ」

「サクちゃん?」

「盛り上がってるところ悪いですが、私達は君に……」

「準備完了です! さぁ、張り切ってぶつけてください!!」(くるり)

「にゃっ!?」

「……これは……リアルすぎるでしょう……。いえ、本物を見たことがあるわけではありませんが」

「どうしたんですかぁ? 遠慮せずにどうぞ〜」

「(遠慮せずにって言われても……)」

「(たとえお面を被っていたとしても朔夜には変わりありませんからね)」










ぽりぽりぽりぽりぽりぽり.................................










「ん? どうして豆を撒かないんですか? よいしょっと、はぁ、息苦しかった!……って、何をしてるんですか、2人とも」

「お豆、食べてるんだよ〜」

「自分の年の数よりひとつ多く豆を食べると身体が丈夫になって、その年は風邪を引かない。という説もあるらしいのでそれを実行しているだけです」

「それって、『撒いた豆を』というのが抜けてませんか? 豆撒きをするっていうから張り切って鬼役をやろうと思ったのに」

「朔夜ちゃんが鬼だなんて、ボクは思えないから無理にゃっ」

「地方によっては『鬼も内』ですから、これでよかったんじゃないでしょうか」

「『鬼は外、福は内』っていうのだけじゃないんですね〜」

「だからボク達はお豆を食べて無病息災を願うことにしたんだよっ」

「でもHAYATOくん達、明らかに最初は鬼役を、」

「ああっとぉ!? もう時間だにゃ!! 今回は同じ名前の行事でも、地方によってやり方や捉え方が違うっていうのが良くわかったねっ!」

「見方ひとつで捉え方も変わってきますし、時間を重ねるにつれ変化していくこともあるでしょうね」

「なんか、これ、テーマに沿ってるんですかね?」

「いいのいいのっ。それでは今日も第2スタジオからHAYATOと〜」

「一ノ瀬トキヤと」

「なんかグダグダですけど、いいんでしょうか……」

「「いい(んだよ〜!)(んです)」」

「はぁ……。秋朔夜がお送りしました」

「そっれじゃあ、ばいばいにゃぁっ」











ノリで書いてみよう、ハヤトキサク。時期が遅れててごめんなさい。前回に引き続きいろいろ扱いが酷い。そしてグダグダでテーマもなにもあったもんじゃない。

2012の節分時にPC版で書いたものです。使い回しで申し訳ない…。

時間軸としては前回のものより前ですね。まだHAYATOと共におはやっほーに出ることに納得のいかないトキヤさん。


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