「お〜はやっほ〜! 全国2千5百万のHAYA………」 「おはようございます、今日もさっさと進めていきます。本日のテーマは」 「はい、おはようございます、みなさん。今日のテーマは動体視力と反射神経です」 「ちょ、ちょっとぉ! トキヤも朔夜ちゃんもボクのセリフ遮っちゃダメ〜!!」 「………早速いきますよ。朔夜」 「了解です、トキヤくん。はい、ボール」 シュッ 「!!! いきなり何するの〜っ!」 「このように、動体視力で動くものを見極めます」 シュッ シュッ 「わっ、わ!!」 「次に……本来、反射神経という神経は存在しませんが」 シュッ シュッ シュッ 「ちょ、まっ、ほわっ」 「感覚神経から脳へと情報が伝わりそれが運動神経へと伝達されることによって身体もっと正確に言えば筋肉を動かすことを一般的にそう呼んでいるわけです」 ヒュンッ 「えええ!?」 「こうやって今HAYATOが物を避けているのも、俗に言う反射神経というものですね」 「ちょっと、トキヤ!! 最後に投げたの、なんか違ったよね? 最後、 ナイフ だったよね!!??? 当たったら死んじゃうかもしれないでしょ〜!!!」 「当てる気でいきましたから」 「………………」 「おや、HAYATOともあろう方があれ位避けれないとでも?」 「トキヤ、それって僕のこと……認め…」 「まぁ、当たってくれても良かったんですけどね」 「うわぁ〜〜〜〜ん! サクちゃん、トキヤが、トキヤがぁ〜」 「よしよし。(トキヤ君も素直じゃないですねぇ。HAYATOくんなら絶対に避けられるって信じてるくせに) ちょっと難しかったかもしれませんがこのように、どちらも鍛えておくと、いざというとき自分の身を守ることになりますね! よい子のみなさんは絶対にマネしないでくださいね〜」 「それではこの辺で。ここ第2スタジオから一ノ瀬トキヤと」 「秋朔夜と………HAYATOくん、終わっちゃいますよ〜?」 「うう、クスン……。ばいばいにゃぁ〜………」 出来心で……。HAYATO、嫌いなんかじゃないよ、むしろ好きだよ。 動体視力、反射神経云々は雑な解釈です。 |