小説*short〜middle

□上着
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2012年8月10日
服部の日記念小説







平次、和葉はクラスの友達とバーベキューをしていた



「今日あっついなぁ」



そう言う和葉の服装は
胸元の空いたキャミソール
そしてスラリと伸びる足が見えるショートパンツ


和葉は、胸元を男子にチラチラ見られていることに気が付いていないが
和葉を見る男子の視線を不満そうに見るのは平次




暫くして
食べ終えた頃‥‥




「もうちょっと暗くなったら花火しいひん?」


「めっちゃしたいわぁ」



ある男子の一言に皆が賛同する





「そやったらオレらバーベキューの片づけするから
服部と遠山で花火買ってきてくれへん?」


「あぁええけど」


そう言って二人は店へと向かって歩き出した




「なぁ‥和葉」


並んで歩く二人
ふと平次が口を開いた



「なに?」


「これ,着とけや」



そう言って平次は上着を脱ぎ
和葉に渡した


和葉の方を見ようと視線を向けると
嫌でも目に入る和葉の胸元

その胸元を他の男に見られていると思うと、何だかイライラした気持ちになった




「暑いやん」


「もうごちゃごちゃ言わんと着とき」


「‥何やねん」


そう言って和葉は
しぶしぶ上着に腕を通した






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