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□いとしいひと
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君の温もりを抱いたまま迎える朝は
本当に素敵なんだけど、
名残惜しいな、
なんて考えられるのは
まだ幸せな証拠なのかな。
君からは仄かにシャンプーの香りがして
まだ眠る君の手は、
まだボクの手と繋がったままで。
俗に言う恋人繋ぎなんだけど、
きっと君は目を覚まして
それを見るなり顔を真っ赤にして、
離せだの何だのと罵倒するんだろう。
わかっているよ。
恥ずかしいだけなんだよね。
目についたのはボクがあげた、
薬指に光るシンプルなプラチナリング。
本当に君を引き立たせる。
いや、リングが君によって引き立たせられているのかな。
君より美しいものなんか、
この世には存在しないんだから。
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ファントムの朝のアルヴィス観察です^^
ノロケか!笑
2007.11.06 落書き日記より。