小ネタ置場

□ONEPIECE:エース×マルコ
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「マールコ!今日は何の日でしょーか?!」

勢いよく背中に飛びついてきたエースに、マルコはいつも通りのポーカーフェイスで振り返る。
マルコの背中に抱きついて、エースはにこにこしながらそんな彼の顔を覗き込む。

「‥‥今日?」
「そう!今日!」
「今日って‥‥2月1日かよい?」

マルコの言葉に、エースはご満悦そうな顔で頷いた。
絶対にろくなことじゃない。
その光景を見ていた仲間たちは、言葉にせずとも同じことを思っていた。
だが触らぬ神に祟りなし、と傍から眺めているだけである。
隊長たちは、ああまた馬鹿やってるなと呆れた目で二人を眺めていた。
マルコは無表情にエースを眺めながら、それでも視線を宙に向けて今日が何の日かを考えた。
何だかんだで付き合ってやるこのわかりにくい優しさが、彼が1番隊隊長である所以でもあるのだろう。

「2月1日?」
「2月1日!」
「テレビ放送記念日?」
「え?そうなの?」

マルコの言葉に目を丸くしたエースに、違うのかよい、とマルコは眉を顰めた。
というか、何故そんなことを知っているんだ。

「違うってマルコ!もっと大事な日だろ?!」
「誰かの誕生日だったかい?」
「違うって!今日は!





おれとマルコの日だろ!!」





エースの言葉が響き渡ったと同時に、モビー中がしんと静まり返った。
ポーカーフェイスを崩さないマルコとふんと何故か鼻を鳴らしているエースを、全員が唖然として見つめている。
やっぱりろくなことじゃなかった‥‥!と他の隊長たちは頭を抱えるばかりだ。
マルコは無表情のままエースを眺めて、やがてゆっくりとその厚めの唇を開いた。

「お前とおれの日?」
「そうだよ!2月1日はおれとマルコの日!」

あー、と何故か納得しているマルコに全員ががんっとショックを受ける。
そこは決して納得する場面ではないはずだ。

「じゃあエース」
「何?!」

マルコの言葉に、エースは途端に顔を輝かせた。
今この若者の頭を占めているのは、マルコとの熱い一夜の妄想だけだった。

「明日はともかくとして」
「うんうんっ」
「明後日はお前とジョズの日だねい」
「うんう‥‥え?」

至極真顔で言ったマルコに、エースの顔がびしっと凍りついた。
突然自分の名前を出されたジョズも、その顔を凍りつかせている。

「じゃあ明々後日はお前とサッチの日、その次はお前とビスタの日だねい」
「いや、あの、ちょ、マルコさん‥‥?」
「その次がお前とラクヨウの日で、その次は「しょーもないこと言ってすみませんでしたァアアアッ!!」

だからもう勘弁してくださいと甲板に額を叩きつけながら土下座したエースに、マルコはふんと鼻を鳴らした。
次々と名前を出された隊長たちも、どんだけ嫌なんだとツッコみたくなるほど嫌そうな顔をしている。
今日も白ひげ海賊団は平和だなぁ、と呟いたのは、一体誰だったのだろうか。





「うっうっ、折角マルコと一日中イチャつけると思ったのに‥‥っ」
「お前は考えが浅いんだよい」
「だって!最近マルコ忙しくておれ全然構ってもらってない!」
「男が拗ねたって可愛くないよい」
「でもおれはマルコといちゃいちゃしたい!マルコにちゅーしたいしセックスもしたい!」
「夜まで大人しくしてたら付き合ってやるよい」
「マルコにあんなことやこんなこ‥‥‥‥え?」


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2月1日に慌てて書いたしょーもないエーマル小説‥‥エーマル?
何か淡々とエースをかわすマルコしか思い浮かばなかった!(ばくしょ
けど何だかんだでエースに甘いマルコは若い恋人に付き合ってあげるのでしたちゃんちゃんw
でも正直2月1日がエースとマルコの日なら、2月4日はエースとサッチの日だよね!
うん!なんてネタにならない!! ←
サチエーは好きだが、できればこの二人はマルコを取り合っててほしいんだな!な!
つーか小ネタがONEPIECEしか増えねぇえええ!!www


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