GUN WORLD専門用語
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【DOWN (だうん)】
エネミー専用の重バッドステータス。
文章にすると、
「反撃が出来ない、
追撃が出来ないくらいの大きな怯みが発生している状態」
[DOWN]するとエネミーターン時に一切の行動が出来なくなり、
回避を行うことが出来なくなる。
そのラウンドの最後、戦果報告時に解除する。
本TRPGの主軸となる戦闘システムで、
他に類を見ない集団戦を効率良く撃退するギミックである。
敵に命中→ダメージ処理→減点処理→スキル処理→生命点に〇〇ダメージ、
というよくあるTRPGにありがちなチャートを廃止。
敵に命中→ダメージ(1)とダウン値(2)を与える
1.【IP】=0
→[DYING](戦闘不能)
2.ダウン値=上限値を超過
→[DOWN](行動不可)
という二つの攻略方法を作り出した。
プレイヤーに与えられた選択は、
倒すか([DYING])。
一時的に無力化するか([DOWN])。
限られた行動の中での戦闘で、常に付きまとうこの二つの選択はより戦闘を戦術性、サバイバル性に特化させている。
【ダウン値 (だうんち)】
エネミーのステータスの一つ。
文章にすると、
「その敵を怯ませるのにどれくらいの攻撃が必要か」
である。
射撃や白兵攻撃による攻撃の際、
1回につき1点ダウン値を加算する。
プレイヤーターン内にエネミーに指定されたダウン値より、
蓄積したダウン値が上回った場合。
そのエネミーは[DOWN]する。
《パーツショット》やマグナムの武器[SPECIAL]、
《パワーショット》などで与えるダウン値を増やすほか、
ショットガンやグレネードランチャーの武器[SPECIAL]である、
《バーストショット》
《ショックウェーブ》
手榴弾や閃光手榴弾、ダイス目がゾロ目時に発生するクリティカルなどの場合。
エネミーを強制的に[DOWN]させることが出来る。
【DEF (でふ)】
プレイヤーターンに宣言する基本コマンドの一つ。
文章にすると、
「攻撃の手を緩め、敵の出方を伺う」
である。
正式名称は[DEFENCE]。
宣言する事であらゆるダメージを半減する。
逆に言えば宣言しないことで大ダメージを強いられることも。
特にMAINキャラクターは《ADEF》の恩恵を受けられず、
自らのターンを削って[DEF]をする必要がある。
[DEF]してすべての攻撃から身を守るか。
それとも[DEF]をせず攻めの一手に託すか。
その選択はプレイヤーとそれを煽るものに委ねられる。
【半戦闘 (はんせんとう)】
9マス戦闘
([角度修正]の項で説明)
と対を為す攻撃角度より距離間を重視した戦闘方法。
文章にして、
「従来の2D見下ろし型戦闘」
である。
9マス戦闘の場合、
キャラクターを自己視点にした、
縦3マス×横3マス×距離間3マスであった。
例えばマンションの中庭と屋上に敵がいたとする。
9マス戦闘で表すと、
自己視点になるので中庭の敵は真正面に。
屋上にいる敵は画面右上側となる。
@ A 3F
C NN E
F G H
これを半戦闘で表すと以下のような位置関係になる。
┏┓ ┏━
┃┃3F┃
┃┗━┛NN←PC
┗━━━━
PC:プレイヤーキャラクターの向き
上から見下ろした視点での半戦闘は、
9マス戦闘と異なりMAINキャラクターのターン数が1回に固定されてしまう。
ただし、移動とターンは同時に宣言でき、隠れた(HIDE)ときに使う隠れ撃ち《ブラインドファイア》のコストがかからない。
また、[不意打ち]やヘッドショットによるダメージ倍率が独自に存在する。
不意打ち:威力2倍
ヘッドショット:威力1.5倍
クリティカル:威力3倍
【パーツショット (ぱーつしょっと)】
プレイヤーターン時に宣言する[SPECIAL]の一つ。
射撃(GUN)もしくはその他の白兵攻撃(ETC)による攻撃時、
対象の部位を指定する。
主に頭、腕、脚、胴部の4種類で、
《パーツショット:頭部》なら頭を。
《パーツショット:脚部》なら足を狙う。
部位によって与える効果が異なる。
頭部:ダウン値+1
→【STR】体術に派生可
腕部:(現行ルールでは)
[1MORE]値を−[【TEC】×2]する
最大10。
→【TEC】体術に派生可
脚部:ダウン値+1
→【AGL】体術に派生可
胴部:《コンセントレイト》を宣言する際、
胴部を指定すれば《パーツショット》分のコストがかからない
半戦闘時のみ、
《パーツショット:頭部》はヘッドショット扱いとなり、
GUN威力を1.5倍にして算出する特殊効果がつく。
【プレイヤーターン (ぷれいやーたーん)】
戦闘時におけるプレイヤー側に発生する行動機会。
文章にすると、
「俺のターン!」
である。
戦闘準備終了後、
戦闘開始を宣言した後。
プレイヤーターンは例外を除いてエネミーターンより先に発生する。
プレイヤーターンの構成内容は以下の通り。
MAINキャラクターのターン
(GUNの連射速度と同じ数のターン)
GUESTキャラクターのターン
(1回分のターン)
プレイヤーターン内ならば上記のターンを順不同で宣言して良い。
プレイヤーターン時にはいくつかの制約が設けられている。
・[ITEM]は各キャラクターにつき1回まで
・[1MORE]発生時のキャラクターのターンに割り込めない
などがある。
《パーツショット》などの体術受付時間は、直後のターンと指定されているので、
未行動の他のキャラクターが派生する体術を宣言しても良い。
全プレイヤーキャラクターのターンを消費、
[DEF]などで残りターンを破棄した場合、
登場しているエネミーによる行動、
エネミーターンが発生する。
【命中修正 (めいちゅうしゅうせい)】
戦闘時に置ける攻撃時のマイナス要素の一つ。
マイナス要素とは、
[命中修正]と、
[角度修正]の二種類が存在する。
[角度修正]と違い、命中を増やすことがあるのが特徴。
主にGUNの命中修正をさし、
別名[距離修正]。
攻撃する距離に応じて命中精度が下がることを表している。
命中の処理は、
ダイス目−[命中修正]−[角度修正]
=[達成値]となる。
その[達成値]と敵の[回避率]を比較して命中の有無を算出する。
以下、基本的なGUNの命中修正一覧。
[有効射程一覧]
ニア:約2〜3m
ミドル:約4〜8m
ファー:約9〜30m
ファーミドル:約31〜80m
ファーファー:約81m以上
[ハンドガン]
ニア:−10
ミドル:±0
ファー:−20
[ショットガン]
ニア:±0
ミドル:−10
ファー:−20
[マシンピストル
/マシンガン]
ニア:+10
ミドル:±0
ファー:−10
[ライフル]
ニア:射撃不可
ミドル:±0
ファー:+20
[グレネードランチャー]
ニア:射撃不可
ミドル:+10
ファー:±0
[マグナム]
ニア:−10
ミドル:±0
ファー:−20
【ラストショット (らすとしょっと)】
プレイヤーターンに宣言する[SPECIAL]の一つ。
文章にすると、
「追撃」
である。
[DOWN]している対象にのみ宣言できる射撃限定[SPECIAL]。
ダイス目によるダメージを2倍するほか、
[1MORE]値を70以上に変更する。
使用頻度は少ない。
【1MORE (わんもあ)】
プレイヤーターン、
エネミーターンに定められたターン数とは別に発生するボーナスターン。
文章にすると、
「当たりが出たらもう一回」
である。
1キャラクターにつき1回まで発生可能。
その条件は、
・射撃、白兵攻撃、での[命中判定]のダイス目90以上
・[DOWN]している対象なら《ラストショット》を宣言する事でダイス目70以上に
・[HIDE]時ならダイス目80以上
である。
制約は、[1MORE]時には敵を攻撃する以外の行動を取ることが出来ない。
特典として、
・[角度修正]がかからない
・【AP】を消費する[SPECIAL] のコストがかからない
がある。
リプレイでの表記は、
m1t)=[1MORE]1ターン目
か、
mgt)[1MORE]ゲストターンのどちらかである。
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