狼とマフィアの共存
□プレチープオエントゥランビ
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月明りの下、二つの人影が動いていた。一つは血塗られた鎌を片手に屍の山に立ち、もう一つはその横で呆れたように口を開いた。
椛「殺り過ぎだよ〜」
楓「依頼はこの辺りではしゃいでる奴等の皆殺しだろ?」
椛「そうだけど…」
楽しそうな楓の表情を見て、椛はいろいろと諦めた。
楓「にしても今回の仕事はつまんなかったな…もう少しやれると思ったんだが」
椛「仕方ないよ依頼してきたのは中小マフィアなんだから(^_^;)」
楓「はぁ〜どっかに大きい仕事くれるマフィアってないのか?」
椛「ん〜だったらさ、どこかのF(ファミリー)に入らない?」
少し考えて椛が言った
楓「F?俺は別にイイケド」
椛「本当?ならどこのFに入る?」
楓「…ボンゴレなんてどうだ?」
椛「ボンゴレ!?でもあそこって…」
楓「あぁ10代目以降誰も行かなかったFだ。面白くなりそうだろ?」
椛「うーんそれもそうだね」
楓「必要なことは俺がやっとくから」
椛「任せるよ」