東方学園*明日は来るから*

□朝
1ページ/1ページ






みなみ「ん…朝かぁ。」



なんか…暑いんだけど…
って思って布団から出ようと思った…



みなみ「え…!?」


なになに!!!
なんか…二人に手…繋がれてるんだけど!!
えぇ。
離してくれるかな…??


みなみ「よいしょっ…」


よし!!
ユチョンは、離してくれたけど…
ジェジュン-----!!!




みなみ「離してぇ。」

って小さな声で言ったとき…

JJ「離さないよ^^」

みなみ「え??」

JJ「おきてるけど…^^」

みなみ「なら離してよぉ----」

JJ「ヤダ^^」

みなみ「だって、暑いもん。」

JJ「ん----。」



って…ジェジュンってこんなキャラだっけ??








みなみ「暑い!!!」

YC「ん-----。」

みなみ「あ…ごめんね。ユチョン^^;」

って…え??
夢の中と同じ現象が起きてるんだけど!!


ごめんね。
ユチョン…手、離すよ。




YC「どこにもいかないでね。」

みなみ「え・・・。」

YC「・・・・」

みなみ「・・・ユチョン。」



JJ「・・・・」

みなみ「ジェジュン…」

JJ「なに??」

みなみ「えっ!!」

JJ「おきてるのにびっくりした??」

みなみ「うん・・・。」

JJ「これから、弁当を作んなきゃね^^」

みなみ「手伝っていい??」

JJ「じゃ6人分だね^^」

みなみ「みんなのも作るの??」

JJ「頼まれてるからね^^」

みなみ「そっか・・^^」

JJ「じゃ行こ。」



の一言で今まで
繋がれていた手と手が離れたとき
なぜかもう一回
その手と繋がりたいって・・・思ってしまった。






つんつん


JJ「どうした・・・・??」

みなみ「・・・手、繋いでもいい??/////」

JJ「・・・どうして??」

みなみ「え・・・。」

JJ「好きなの??」

みなみ「え・・・??」

JJ「俺のこと好きなの??」

みなみ「え・・・違うけど・・・。」

JJ「なんで・・・??」



うわぁ・・・
追い込んだらこんな顔するんだ・・・。
なんかいじめたくなる^^



みなみ「その・・・寂しいから/////」

JJ「・・・いいよ///」


なんで、俺照れてんだよ!!
だって寝たとき
俺から手を握ったんだぞ!!
キム・ジェジュン・・・どうした・・・!!!




みなみ「ごめんね。」

JJ「なにがぁ??」

みなみ「手・・・。」

JJ「寂しくなったら言ってね^^」

みなみ「え・・・??」

JJ「これから一緒に住むけど・・・。」

みなみ「・・・。」

JJ「みなみにはまだ家族の存在が大きいから寂しくなったら言ってね^^」

みなみ「ありがとうね。ジェジュン。」

JJ「うん。」








さてさて・・・
床で寝ているチームでは
喧嘩が・・・





ぱしっ



YC「いってぇ!!」

JS「・・・・」

YC「なんだよ。ジュンス。」

JS「いたぁい!!」

YC「・・・」

JS「ユチョーン??寝てるの??」

YC「・・・」

JS「・・・」

YC「いたたたたたたい!!」

JS「ぷっ。」

YC「ジュンス・・・今、笑ったろ!!」

JS「え??なに??」

YC「あれ??さっき寝てなかった?」

JS「・・・いいや^^; ユチョンこそ^^」

YC「痛くておきたんだよね^^;」

JS「さっきもそうやって叫んでなかった??」

YC「う・・・寝てたんじゃなかったの??」

JS「叫び声がうるさくておきたの!!」

YC「なんて事を!!」




CM「まったく・・・朝から見苦しい喧嘩??」

YH「・・・俺はジャージ取りに帰るわ!!」

CM「僕もそうします。」




JJ「あ・・・帰るの??」

CM「勉強道具とか全部家なんで・・・」

JJ「そっか・・・」

YH「また後で来るな^^」

JJ「じゃ後でな---^^」

みなみ「ばいばーい^^」








JJ「あいつらは??」

みなみ「喧嘩してるよ・・・。」

JJ「ちょっと待ってて・・・」

みなみ「え・・・ちょっと・・・火!!」








JJ「帰らなきゃ遅刻するぞ!!」

JS「そっか!!ありがとね^^」

JJ「ユチョーン!!」

YC「・・・なんか焦げ臭いすよ・・・。」

JJ「えっ!!!」



なんか嫌な予感がして
キッチンに戻ったときはもう遅かった・・・





JJ「みなみっ!!!」


あぁ・・・。
俺のせいだ・・。
俺が一瞬、キッチンから
離れたせいだ・・。


JJ「大丈夫か!!」

みなみ「大丈夫だよ^^」



嘘付け・・・
声、震えてるじゃんか。


JJ「もう・・・大丈夫だからあっちで休んでな^^」

みなみ「ごめんね。」

JJ「大丈夫だって^^」

みなみ「うん・・・。」





YC「大丈夫すか??」

みなみ「うん^^」

JS「服・・・焼けちゃったね・・・。」

みなみ「大丈夫だし^^」

JS「今度、ユチョンが買ってくれるよ^^」

YC「・・・うん。」

JS「じぁ・・・後でね^^」

みなみ「ばいばーい^^」

YC&JS「ばいばーい^^」









やっぱり
1人になったら・・・
泣いちゃうなぁ。
最近は、ショックな事・・・
多すぎて・・抱え込めないよ。
でも、頑張って
今を、楽しまなきゃ!!





JJ「泣きたいときは泣けばいいか・・・ねぇ。無理はしないで。」



ギュっ




みなみ「ジェジュン・・・」

JJ「無理してるしょ??」

みなみ「してないよ・・・。」

JJ「してないなら・・・いいけど・・・でも泣きたいときは・・この部屋に行ってね^^」

みなみ「え??」




ガチャ・・・




みなみ「うわぁ・・・」



その部屋は一面、防音加工で
周りはギターやドラムといった
楽器が置いてあって・・・
CDも沢山、置いてある・・・。



JJ「ここにある曲は全部、俺たちの曲。」

みなみ「俺たちの曲??」

JJ「あぁ。俺たち5人の・・・」

みなみ「みんなで歌ってるんだぁ・・・。」

JJ「今度は6人だね^^」

みなみ「歌は下手だからヤダ!!」

JJ「一回だけ歌ってみて^^」

みなみ「・・・じゃ歌ってみるね・・・」

JJ「うん。」





みなみはゆっくり深呼吸をして
歌った・・・
それは俺たちの曲のBeginだった・・・





みなみ「泣きたいときは泣けばいいから、ねぇ。無理はしないで・・・」




その曲は俺たちは歌うより
切なく・・・寂しくかんじた




みなみ「小さな君の手を・・・」


でも・・・どこか暖かくて・・・



みなみ「・・・どう??」

JJ「・・・」

みなみ「やっぱ・・・下手でしょ--」

JJ「いや・・すごく上手かった。」

みなみ「え・・・」

JJ「でもなんで俺たちの曲を???」

みなみ「俺たちの曲??」

JJ「あぁ・・」

みなみ「私が作詞した曲だよ??」

JJ「え!!」

みなみ「中学の最後に作った曲。」

JJ「じゃ・・・俺がこの曲を作ったときに感じた懐かしさって・・・」

みなみ「だって・・・この曲は卒業式で歌ったからね・・・。」

JJ「どこの中学校??」

みなみ「第一・・・東方学園。」

JJ「ピアノ弾いてた??」

みなみ「うん・・・。」

JJ「それは・・俺の好きな人。」

みなみ「え・・・」

JJ「俺が今でもずっと、探してた人。」

みなみ「それが・・・私??」

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ