東方学園*明日は来るから*
□朝
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みなみ「ん…朝かぁ。」
なんか…暑いんだけど…
って思って布団から出ようと思った…
みなみ「え…!?」
なになに!!!
なんか…二人に手…繋がれてるんだけど!!
えぇ。
離してくれるかな…??
みなみ「よいしょっ…」
よし!!
ユチョンは、離してくれたけど…
ジェジュン-----!!!
みなみ「離してぇ。」
って小さな声で言ったとき…
JJ「離さないよ^^」
みなみ「え??」
JJ「おきてるけど…^^」
みなみ「なら離してよぉ----」
JJ「ヤダ^^」
みなみ「だって、暑いもん。」
JJ「ん----。」
って…ジェジュンってこんなキャラだっけ??
みなみ「暑い!!!」
YC「ん-----。」
みなみ「あ…ごめんね。ユチョン^^;」
って…え??
夢の中と同じ現象が起きてるんだけど!!
ごめんね。
ユチョン…手、離すよ。
YC「どこにもいかないでね。」
みなみ「え・・・。」
YC「・・・・」
みなみ「・・・ユチョン。」
JJ「・・・・」
みなみ「ジェジュン…」
JJ「なに??」
みなみ「えっ!!」
JJ「おきてるのにびっくりした??」
みなみ「うん・・・。」
JJ「これから、弁当を作んなきゃね^^」
みなみ「手伝っていい??」
JJ「じゃ6人分だね^^」
みなみ「みんなのも作るの??」
JJ「頼まれてるからね^^」
みなみ「そっか・・^^」
JJ「じゃ行こ。」
の一言で今まで
繋がれていた手と手が離れたとき
なぜかもう一回
その手と繋がりたいって・・・思ってしまった。
つんつん
JJ「どうした・・・・??」
みなみ「・・・手、繋いでもいい??/////」
JJ「・・・どうして??」
みなみ「え・・・。」
JJ「好きなの??」
みなみ「え・・・??」
JJ「俺のこと好きなの??」
みなみ「え・・・違うけど・・・。」
JJ「なんで・・・??」
うわぁ・・・
追い込んだらこんな顔するんだ・・・。
なんかいじめたくなる^^
みなみ「その・・・寂しいから/////」
JJ「・・・いいよ///」
なんで、俺照れてんだよ!!
だって寝たとき
俺から手を握ったんだぞ!!
キム・ジェジュン・・・どうした・・・!!!
みなみ「ごめんね。」
JJ「なにがぁ??」
みなみ「手・・・。」
JJ「寂しくなったら言ってね^^」
みなみ「え・・・??」
JJ「これから一緒に住むけど・・・。」
みなみ「・・・。」
JJ「みなみにはまだ家族の存在が大きいから寂しくなったら言ってね^^」
みなみ「ありがとうね。ジェジュン。」
JJ「うん。」
さてさて・・・
床で寝ているチームでは
喧嘩が・・・
ぱしっ
YC「いってぇ!!」
JS「・・・・」
YC「なんだよ。ジュンス。」
JS「いたぁい!!」
YC「・・・」
JS「ユチョーン??寝てるの??」
YC「・・・」
JS「・・・」
YC「いたたたたたたい!!」
JS「ぷっ。」
YC「ジュンス・・・今、笑ったろ!!」
JS「え??なに??」
YC「あれ??さっき寝てなかった?」
JS「・・・いいや^^; ユチョンこそ^^」
YC「痛くておきたんだよね^^;」
JS「さっきもそうやって叫んでなかった??」
YC「う・・・寝てたんじゃなかったの??」
JS「叫び声がうるさくておきたの!!」
YC「なんて事を!!」
CM「まったく・・・朝から見苦しい喧嘩??」
YH「・・・俺はジャージ取りに帰るわ!!」
CM「僕もそうします。」
JJ「あ・・・帰るの??」
CM「勉強道具とか全部家なんで・・・」
JJ「そっか・・・」
YH「また後で来るな^^」
JJ「じゃ後でな---^^」
みなみ「ばいばーい^^」
JJ「あいつらは??」
みなみ「喧嘩してるよ・・・。」
JJ「ちょっと待ってて・・・」
みなみ「え・・・ちょっと・・・火!!」
JJ「帰らなきゃ遅刻するぞ!!」
JS「そっか!!ありがとね^^」
JJ「ユチョーン!!」
YC「・・・なんか焦げ臭いすよ・・・。」
JJ「えっ!!!」
なんか嫌な予感がして
キッチンに戻ったときはもう遅かった・・・
JJ「みなみっ!!!」
あぁ・・・。
俺のせいだ・・。
俺が一瞬、キッチンから
離れたせいだ・・。
JJ「大丈夫か!!」
みなみ「大丈夫だよ^^」
嘘付け・・・
声、震えてるじゃんか。
JJ「もう・・・大丈夫だからあっちで休んでな^^」
みなみ「ごめんね。」
JJ「大丈夫だって^^」
みなみ「うん・・・。」
YC「大丈夫すか??」
みなみ「うん^^」
JS「服・・・焼けちゃったね・・・。」
みなみ「大丈夫だし^^」
JS「今度、ユチョンが買ってくれるよ^^」
YC「・・・うん。」
JS「じぁ・・・後でね^^」
みなみ「ばいばーい^^」
YC&JS「ばいばーい^^」
やっぱり
1人になったら・・・
泣いちゃうなぁ。
最近は、ショックな事・・・
多すぎて・・抱え込めないよ。
でも、頑張って
今を、楽しまなきゃ!!
JJ「泣きたいときは泣けばいいか・・・ねぇ。無理はしないで。」
ギュっ
みなみ「ジェジュン・・・」
JJ「無理してるしょ??」
みなみ「してないよ・・・。」
JJ「してないなら・・・いいけど・・・でも泣きたいときは・・この部屋に行ってね^^」
みなみ「え??」
ガチャ・・・
みなみ「うわぁ・・・」
その部屋は一面、防音加工で
周りはギターやドラムといった
楽器が置いてあって・・・
CDも沢山、置いてある・・・。
JJ「ここにある曲は全部、俺たちの曲。」
みなみ「俺たちの曲??」
JJ「あぁ。俺たち5人の・・・」
みなみ「みんなで歌ってるんだぁ・・・。」
JJ「今度は6人だね^^」
みなみ「歌は下手だからヤダ!!」
JJ「一回だけ歌ってみて^^」
みなみ「・・・じゃ歌ってみるね・・・」
JJ「うん。」
みなみはゆっくり深呼吸をして
歌った・・・
それは俺たちの曲のBeginだった・・・
みなみ「泣きたいときは泣けばいいから、ねぇ。無理はしないで・・・」
その曲は俺たちは歌うより
切なく・・・寂しくかんじた
みなみ「小さな君の手を・・・」
でも・・・どこか暖かくて・・・
みなみ「・・・どう??」
JJ「・・・」
みなみ「やっぱ・・・下手でしょ--」
JJ「いや・・すごく上手かった。」
みなみ「え・・・」
JJ「でもなんで俺たちの曲を???」
みなみ「俺たちの曲??」
JJ「あぁ・・」
みなみ「私が作詞した曲だよ??」
JJ「え!!」
みなみ「中学の最後に作った曲。」
JJ「じゃ・・・俺がこの曲を作ったときに感じた懐かしさって・・・」
みなみ「だって・・・この曲は卒業式で歌ったからね・・・。」
JJ「どこの中学校??」
みなみ「第一・・・東方学園。」
JJ「ピアノ弾いてた??」
みなみ「うん・・・。」
JJ「それは・・俺の好きな人。」
みなみ「え・・・」
JJ「俺が今でもずっと、探してた人。」
みなみ「それが・・・私??」