ZE:A*special Day*

□ありがとう。
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私は今、空港にいる。
なぜって…
もう韓国から離れなきゃいけないから…
そして
日本では韓国のナムジャグループの
専用コディーとしての仕事が決定!!!




みなみ「これでよかったんだ…。」










同時刻





dj「はい。おきて----。」



毎日のようにドンジュンは
ヒョンたちは坦々と蹴っていく…




m「そこ…リアルに胃なんだけど…。」

hs「いたいたい@zぇ:*」

k「ミヌ、ごはん手伝って^^」

m「はいはい^^」


ケビンもいつもどうり
ミヌとごはんを作り始めた…。




jy「おはよう。」

dj「おはよう、ヒョン^^」

jy「あぁ。」




俺たちのいつもと変わらない
毎日が始まった…。

でも…何かが足りない気がする…。



jy「みなみはッ!!」

hc「なにっ!!」

jy「いや…。」

dj「びっくりした…。」

hs「朝からボイトレ??」

jy「違うに決まってるだろ…。」



なんで誰も気づかないんだ??

絶対、どこかに何かを残してるはず…






あたりを見回すけどなにも
変わったものなどない…。




jy「本当に何もないのかよ…」




ガラガラ




th「うわっ!!」

hs「さむっ!!」

th「窓あけたら風強くて…^^;」

m「びっくりしたぁ^^;」





テーブルの横になにか
ヒラヒラと床に向かって
落ちていくものが見えた・・・。








jy「なんだあれ??」





俺は手に取った瞬間・・・





======================


みんなへ。

ありがとうね。
昨日はとっても楽しかったです。
ドンジュンはベットを買ってくれたのに
ベットで寝れなくてごめんね。


ケビンとミヌの料理はとっても
おいしかったよ^^

シワンは・・・グァンヒとお幸せに^^

ヒチョルは最初は怖かったけど・・・
以外にふざけてて・・・
とってもおもしろかったよ^^


テホンは・・・優しいなぁ。

ヒョンシクは寝てながらも
ずっと「ごはん、ごはん」って
言ってたよ^^
横においたおやつ食べてね^^

ジュンヨンへ。

本当にごめん。
私ばっかり勝手で・・・
私から離れていってごめん。
でも最後にみんなと
楽しい思い出ができてよかった。
この紙に書ききれないほどの
事をみんなはしてくれたのに
私はなにも返せなかったね。
こんど会ったときは・・・
まだ秘密のままでいさせてください。



ありがとう。
やっぱり大好きです。


          みなみ

===========================





jy「やっぱり・・・」



なぁ・・・。
泣きながら書いただろ??
字が震えてるよ・・・
最後の自分の名前は
涙で少しかすんで見えるよ。
離れたくないのに
どうして離れた??
俺たちはもう、お前から
消えたりしないから・・・。
どうして
お前が消えたんだよ・・・。





dj「ヒョンっ!!!!」


泣いてる俺に一番、早く気づいたのは
ドンジュンだった・・・。




dj「ね・・・ヒョンどうしたの??」

m「ジュンヨンヒョンっ!!」







俺はみんなにすべてを話した・・・。
でもあのときの子
だったことは言わなかった。





dj「・・・追いかけなきゃ!!」

hs「そうだよ!!」

hc「早くしなきゃ!!」

s「ね・・・ジュンヨン??」

jy「もう、追いかけないどこ。」

th「どうして???」

jy「やりたいことを見つけたんだよ。」

dj「僕たちはまだ何もしてないじゃん!!」

jy「ここで行ったらだめなんだよ!!!!」


「「 え・・・。 」」




jy「ここで俺たちが行ったら・・・あいつはもっと帰れなくなるだろ??そうしたら・・・苦しいのに離れなきゃならない気持ちなんか俺たちが一番・・・知ってるだろ??」




dj「ヒョン・・・。」





hs「今日はもう・・・やめよう。」

jy「あぁ。オフだからゆっくり休め。」













みなみ「・・・。」


こんな気持ちになるなんて・・・。



みなみ「苦しいよ・・・。」



みんなもこんな気持ちで
私の前からいなくなったの??
ねぇ。教えてよ・・・。












私の乗る飛行機のアナウンスがなった・・・。



みなみ「行かなきゃ・・・。」




ぱしっ



誰かに腕をつかまれた・・・。






みなみ「離して下さいっ!!!」





結局、飛行機には乗れず・・・
隣にはよくわからない人がいる・・・。




?「大丈夫だった??」

え・・・。
この声は・・・。



みなみ「ジュンヨン??」

jy「・・・ごめん。来ちゃった。」

みなみ「・・・。」

jy「俺がみんなに行くなって・・・言ったのに。」

みなみ「・・・なんで来たの??」

jy「・・・好きだから。」

みなみ「え・・・??」

jy「苦しいと思ったから・・・。」

みなみ「・・・余計なんだよ!!」

jy「みなみ・・・??」

みなみ「私はやっと私のしたい仕事が見つかったのになんでいっつも邪魔するの??」

jy「・・・。」

みなみ「やっと専用コディーになれたのに!!こんなんじゃ台無しじゃない!!」





pppppppppppppp





みなみ「もしもし・・・。」

事務所「まだつかないの??」

みなみ「すいません、明日には帰ります。」

事務所「まぁまぁ。大丈夫よ^^」

みなみ「ありがとうございます。」

事務所「チケットはこっちから出すから・・・住所は??」

みなみ「え・・・」





jy「なに??」



あ・・・今、ジュンヨンになんか頼んだら・・・



jy「・・・住所。」

みなみ(え??)

jy「電話、聞こえてるよ・・・。」

みなみ(ありがと・・・)



私はジュンヨンが言ってくれたように
そのまま事務所に住所を教えた。



事務所「じゃ今日中に着くようにするわね^^」

みなみ「お願いします。」




ぶちっ




jy「大丈夫だった??」

みなみ「おかげで・・・。」

jy「よかったね^^」



やっぱりその笑顔は・・
こっちも笑顔になるじゃんか・・。
悲しいのに安心する笑顔なんて見たら・・・



jy「泣かないで・・・」

みなみ「泣きたくないよ。」

jy「・・・帰ろ。」

みなみ「いやだ。」

jy「みんなは優しいよ。」

みなみ「・・・。」

jy「みんな、変わったんだよ。知らない間に・・・もちろん、みなみも。」

みなみ「え・・・」

jy「すごく綺麗になって、強くなった。」






ありがと。
でも、何かを守れるほどまだ強くない。




みなみ「ジュンヨンたちも変わった。」

jy「そう??」

みなみ「さっき自分で言ってたじゃん。」

jy「・・・^^」

みなみ「でもジュンヨンたちは変わってないところがひとつある。」

jy「なに??」

みなみ「・・・誰か守る強い心。」

jy「・・・。」

みなみ「私にはないもの。」

jy「・・・あるよ。」

みなみ「え??」

jy「・・・きっと気づかないだけだよ。」

みなみ「そう??」

jy「俺たちは知らない間にいつも助けられてるよ^^」

みなみ「・・・。」






dj「あ!!みなみ〜〜^^」

hs「ここにいたのかぁ^^」

m「ここかよ・・・近いじゃんか。」

s「方向音痴が・・・」

g「え・・僕じゃないよ^^」

s「・・・。」

th「でも見つけてよかった^^」

k「うん。無事で安心^^」

hc「あ!!ねこだぁぁ^^」

th「・・・^^」



みなみ「・・・みんな。」




dj「ヒョンっ!!」

jy「・・・ごめんな。」

dj「まったく・・・自分で言っといて・・・^^」

jy「・・・ごめん^^」



hs「じゃぁ〜〜〜帰ろうっ!!!」



みなみ「・・・。」

dj「・・・はいっ^^」



また右手を差し出してくれた・・・。



みなみ「はいっ・・・。」


って言い返して左手を重ねた。




dj「早く、元気になぁーれ^^」

みなみ「え・・・。」

dj「え??元気じゃないとかわいくない^^」

みなみ「・・・はぃ。」

dj「もっと・・・笑って^^」

みなみ「こう??」


今の状況じゃひきつっちゃうよ・・・。




hc「猫はかわいいですね〜〜〜^^」



ぷっ^^
ヒチョル・・・^^



みなみ「あはっ^^」

dj「そう!!出来たじゃん^^」

みなみ「え・・・??」



そういうとみんなは
私を見てきた・・・



jy「・・・^^やっぱ笑顔が似合うじゃん。」





ありがと。
なんか・・・助けられてばっかり。




みなみ「ごめんね・・・。」

dj「泣いたら・・・殴る^^」

k「・・・目が笑ってないよ・・・ドンジュン・・。」

みなみ「えっ!!殴らないで!!」


「「 あはははは^^ 」」



みなみ「え・・・」

jy「・・・早く、帰ろ。」




dj「れっつごぉ---^^」

m「ゴーゴー^^」

hs「ごはんっごはん^^」





ありがとうね。
やっぱりここに居たいって思っちゃう。
でも、それも今日まで、
また明日にはもう日本なんだんだよ。




dj「早くおいで〜〜〜」

みなみ「・・・」

dj「もうっ・・・。」




ぱしっ





みなみ「え??」

dj「考えてるなら走っちゃえっ^^」


みなみ「・・・。」





久しぶりに走った・・・。
でも走るの遅いから・・・走りたくなかった。
でも今日は特別。



ドンジュンが私の腕をひっぱて走ってくれて
みんなは私のペースで
一緒に走ってくれてる・・・。

今日だけ走るのが好きになった。






dj「・・・。今日だけ魔法にかけられたね^^」

みなみ「え??」

dj「走るの楽しいでしょ??」

みなみ「うん^^」

dj「じゃ、もう少し早く走るから今度は手を握ってね^^離れちゃうからちゃんとね^^」


みなみ「・・うん。」





dj「それっ^^」


みなみ「わぁっ^^」





jy「・・・よかったね^^」






楽しかった。
でも、こんなに楽しいと
ここにいるのが名残惜しくて・・
でも、明日になったら
全部忘れてるよね??



思い出すときは日本についたときがいいな。

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