ZE:A*special Day*

□みんな??
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ねぇ・・・。
あのときの9人の友達は
あなたたちだったの??







dj「よっしゃぁぁ!!!!」

hs「くっそ!!マンネめ!」

m「なんで・・・!!」

k「まぁ。最初からどうでもよかったけど・・・^^」

th「僕たちだけでしょ^^」

k「あるいみグァンヒもな^^」

th「はっは^^」








jy「どうしたの??」

みなみ「ね。ジュンヨン。」

jy「どうした??」


ねぇ。そんな悲しい顔をして
俺を見つめないで。
もう。
お前の悲しい顔は見たくないから。




みなみ「私たちって・・・」 




hs「ヒョン??部屋移動だよ^^」

jy「あぁ!?_俺誰と??」

m「えっとね---」


k「まずドンジュンとみなみで」

みなみ「ドンジュンかぁ^^」

k「ヒチョルとジュンヨンとミヌとヒョンシク」

jy「わかったよ^^」

k「で、俺とテホンとグァンヒとシワンね^^」

jy「了解^^」




dj「あ・・・荷物持ってあげる^^」

みなみ「いや・・・大丈夫だよ^^」

dj「うん・・・じゃ、ついてきて^^」

みなみ「はぁーい^^」




ガチャ。





dj「薄汚い小部屋ですが^^」

みなみ「いえいえ^^;」

dj「んと---。たぶん、ベットは新しいので・・・それから・・・」

みなみ「あたしのベット買うの!?」

dj「僕がね^^」

みなみ「え・・・ごめんね。」

dj「なんで謝るの??一緒の部屋で嬉しいのに^^」

みなみ「そっか・・・ありがと^^」

dj「うん^^」




ガチャ




hs「ドンジュンが襲ってないか見に来たぞ!!」

dj「はぁ??」

hs「襲いそうで怖いからね^^」

dj「みなみを襲ったやつに言われたくないからね^^」

hs「僕がいつ襲ったのさ!!」

dj「みなみ、行こ---^^」


みなみ「・・・うん^^」










シャワーの順番を決めるために
またまたくだらない
じゃんけん大会が始まった。




jy「おいで^^」

みなみ「あ。私は一番最後で^^」

dj「なんで??」

みなみ「なんとなく最後がいいから^^」

hs「最後って・・・」

s「最高は3時間かかるけど??」

みなみ「1人の時間も欲しいし・・・」

「「 ・・・・。 」」


みなみ「みんなとおしゃべりもしたいから^^」





jy「じゃ・・・。俺は最後の前で・・・。」


みなみ「え??」






dj「じゃ・・・残りでじゃんけんだぁぁ!!」

jy以外「「 やってやる---!!! 」」





みなみ「なんでじゃんけんしないの??」

jy「1人の時間が欲しいから。じゃダメ??」

みなみ「ううん。全然。」

jy「これからさ。ベランダに行かない??」

みなみ「ベランダなんてあるの??」

jy「すごく、落ち着くよ??」

みなみ「じゃ行こうかな。」

jy「うん。ついてきて^^」










k「やっぱり・・・じゃんけんなんて嫌いだ。」

th「まぁまぁ^^」

k「そもそもあいつらみたいに気合はそこまで入れないし^^」

th「あれは・・・異常だろ^^」

k「だよな^^」










ガラガラ





jy「ここだよ。」




そこには夜のソウルの街が
輝いていた。




みなみ「きれい・・・。」

jy「俺もこの景色が好き。」




ジュンヨンがこの景色が
好きな理由が一瞬にして
わかった気がした。




みなみ「・・・。」

jy「さっきさ、言いかけてた事なに??」

みなみ「・・・。」

jy「・・・。」

みなみ「高校ってどこ??」

jy「俺たち??」

みなみ「うん。」

jy「俺たちは第一帝国高校。」

みなみ「やっぱり。」

jy「え??」

みなみ「・・・プール掃除してなかった??」

jy「あぁ。グァンヒが窓割ったやつね^^」



やっぱり・・・。
そうだ。
あの時、見た夢は幻ではなくて・・・
現実だったんだ・・・。




jy「なんで知ってるの___!!!」

みなみ「私ね___。」

jy「あの時の逃げてきた子??」

みなみ「そう。」

jy「じゃぁ!!みなみなの??」

みなみ「うん。」

jy「ごめん。置いて行っちゃって。」

みなみ「ううん。夢を追いかけてるジュンヨンたちを見てるのが好きだったから・・・。」

jy「1人にさせてごめん。」

みなみ「大丈夫だよ。」






jy「ごめん。」







ギュっ______





jy「今度こそ守りぬくから・・・。」




みなみ「もう、一人になれたから。」

jy「そんなのに慣れちゃダメだよ。」



って言って離した。
でもジュンヨンは私の肩を
ずっとずっと握ったまま
正直な目で見つめている。




みなみ「大丈夫。ジュンヨンたちがただただ・・・元気で^^」

jy「このことをみんなに・・・」

みなみ「言わないで!!!」

jy「どうして??」

みなみ「もう、また赤の他人になるでしょ??」

jy「・・・。」

みなみ「最後ぐらい、こんなんでいいでしょ。」

jy「・・・みなみ。」








ガラガラ







hs「次、ジュンヨンヒョンだよ^^」




jy「あぁ。」



ガラガラ




私しかいなくなったベランダは・・・
今までジュンヨンと
眺めていたソウルが
さっきとは違って
すごく狭く感じた・・・。



不意につ月に手を伸ばしてみた・・・。




みなみ「世界は狭いんだな。」







jy「・・・。」


俺は今、風呂から上がって
誰もいないリビングに1人
ポツリを立っている・・・。



どんな顔をしてみなみに会えばいいの??

考えた。
どう頑張ってみても
みなみは泣いている涙を
すぐに俺は止めれないだろう。








みなみ「はぁ・・・。」


つらくないのに・・・
寂しくないのに、なぜか涙が出る。
なぜ??

こんなにも待っていた
友達9人がこんなところにいて・・・
会えた。
でもうれしくない。
みんなは私の事なんて
覚えてないのかな??

ジュンヨン・・。
教えて欲しい。
出来ればなんでみんなが
私を置いてまで
掴み取りたかった夢って・・・なに??






ガラガラ・・・




jy「やっぱり泣いてる。」

みなみ「なに??」

jy「風呂・・空いたよ。」

みなみ「ありがと。」

jy「なぁ。また会えるといいな。」

みなみ「でも、もう日本に帰るけどね。」

jy「待ってて、日本でも活躍するから・・。」







みなみ「待っててもこないくせに。」




jy「行くよ。」

みなみ「え。」




jy「俺たちは必ず行く。沢山の空を飛ぶためにここに来た。みなみと飛びたかった空を。」




みなみ「・・・。」




ガラガラ・・・。





ベランダに1人ポツリを立っている俺。
なんでだろう。
こんなにも胸が苦しくなるのわ。
きっと
もう、会えなくなるのが
寂しくて、苦しいのかな・・・。



jy「好きだよ。みなみ。」




もっともっと
愛してあげたかった。
俺だけのものになって欲しかった。
でも一緒にここへ
くるのは・・・少し嫌だった。
だって・・・
俺たちの正体がばれるでしょ??







みなみ「・・・ここまで来て、すること。」



それだけがただ知りたくて。
いずれは私にもわかるのでしょうか??

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