☆DORACO★DREAM☆

□狂気信者A(ギャグ甘)
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『そのぉ〜♪美しく吸い込まれるようなアイスブルーの瞳ぃ〜♪』

「…………」

『そのお〜♪透き通った舐めたくなるほどのお〜白い肌ぁ〜♪』

「…………」

『そのお〜♪さらさらな奇麗なプラチナブロンドの髪の毛〜え〜♪』

「…………」

触れたい、今すぐ、触れてみたいぃぃい〜♪今日このごろお〜♪

誰かこいつを黙らせろ!!!






今日もまたグリフィンドールのキノ・ツゲはドラコ・マルフォイのところに来ていた。





『おはようゴザイマス!マルフォイさん、ご機嫌うるわしゅう?』

「とても最悪な気分だ」

『ボクは胸がどっきゅんどっきゅんでございます、ご主人様』

ごしゅっ…いいかげん毎日僕のところに来るのはやめてくれないか」

全力で拒否します♥

「………」





さらっと髪の毛を動かして、うつむくマルフォイ。
その唇から「はあ…」とため息がこぼれる。




『写真撮って良い?』

「は?」

『部屋にかざるから』

「…馬鹿なのか?」

『だって〜素敵なんだもん?』

「だもんじゃない。さっさと自分の寮に行け…」

『じゃチューしてちゅー!





マルフォイが激しく吹いた。



ばっ、馬鹿じゃないのか!?

『えー本気なんだけどなあ。マルフォイと離れたくない!一生近くにいたいよ〜う☆』


「…………………」






あれ、あれあれ?
心無しかマルフォイ君の顔が赤いような気がするよ??
向こう向いてるけど、白い肌が赤に染まってる気がする。


もっとよく見ようと顔を覗き込もうとすると…






「おーいキノー!」

『ん』





誰かに呼ばれた。
キノとマルフォイがそちらを振り向く。
すると、そこにはハリーが居た。



『あ、ハリー』

「昼食、一緒に食べるだろう?早く行こう」



ハリーはマルフォイに嫌そうな顔を向けた。
どうやらマルフォイも同じような顔をしているようだ。




『うんー』



キノはマルフォイをちらり、と見た。いつもは『やだマルフォイといる♥後で行くねー』とか言うのだが…


さっきマルフォイに寮に戻れ、とか言われたので考え直した。




『待ってー、今いく!』




と言って、ハリーが消えた場所へと走って行こうとした。



すると。




がしっ



『ぎゃっ』




急に掴まれた。
ので、いきなり急停止したことで体がガクンとなった。



『???』



みると、マルフォイが腕を掴んでいるようだ。





『…?まるふぉ』

「……ど、こ行くんだ…」

『へ?』










「どこ行くんだ、さっき…離れたくないって言っただろう…」




マルフォイの顔を見ると、ほっぺを真っ赤っ赤にして目は下を見ていて、なんかちょっと震えてて、ものすごく恥ずかしがってて、

キノは、キノは理性が切れた。






マルフォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




思いっきりマルフォイに抱きついてそのまま2人でぶっ倒れる。キノはマルフォイを押し倒していた。

周りに生徒があまりいなかったことが救いだ…。




そのあと2人はどうなったんだろうか…☆



END
(お前は、本当に、何をするんだ!!)
(だってあんな可愛いこというから)
(いっ…!言わなきゃよかった、おかげで僕はーーー)
(ほっぺにチューしただけじゃん!)
(それが大きな問題だ!!!)
(パンジーいなくてよかったー)
(だいたい、僕の方がやばかった…)
(え、なんか言った?)
(……い、言ってない!!!)

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