☆DORACO★DREAM☆

□腐女子かの、じょ?
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「知ってるんだぞ……」




そう言って、不敵な笑みを浮かべながらハリーはマルフォイに近づいた。



マルフォイは少しおびえているようにも見える。
一歩下がってハリーを見つめる。




「は、キズモノが…僕の何を知ってる?」

「僕の事好きなんだろう?」

「!!!」





瞬間、マルフォイの顔が赤くなった。
そうしてハリーはまた近づく。
マルフォイは負けじと威張った。






「僕は知ってる…」

「だ、誰がポッターのことなんか!」




その瞬間、ハリーはマルフォイを押し倒した。
手首を抑えて、馬乗りになる。
顔をぐっと近づけ、見つめる。




「っ…!!」

「強がらなくてもいい…とっくに気づいてたさ」

「っ、」

「僕に触れてほしくて、ずっと待ってたんだろう?こうなることを」

「馬鹿じゃないのか!」

「まだ逆らうんだね」




そうして、ハリーはマルフォイのシャツのボタンを上から外していく。





「な、やめろ!」



マルフォイの抵抗もむなしく、ハリーにきつく腕を抑えられている。もがいてみても、動けない。

マルフォイの白い肌があらわになる。



「すごく魅力的だ…ジニーにかなわないくらい」

「ば、か…かっ」



その白い肌に、そっと指をはわせる。
知らず体がビクリと反応する。



「…敏感なんだね?」

「違う、やめろ、離せーー!!」

「いやだね」

「こんな、こんな…!」





そうして、ハリーのその手はそっと下に持って行かれ、ズボンのチャックに触れた…



「なっ!やめろ、やめろ、やめて…!」



紅潮したマルフォイの頬を愛おしそうに見つめ、ハリーはいじわるな笑みを浮かべたーーー

マルフォイが力尽きるその時まで、ハリーはその手を離すつもりはないようだーーーーーーーーーー
















『っていう夢を見たんだけど』
「死ね。」







そして現実世界に戻る。



『ちょ、ひどい!それは言い過ぎだ!』

「お前がそんな気持ちの悪い夢を見るからだ!!」



ホグワーツの廊下で何やら騒ぎ立てるグリフィンドールのキノとスリザリンのマルフォイがいた。



『いやあ、もうそんな夢を見た後のお目覚めだから、気分良いよね、テンションMAXだよねウハウハ』

「馬鹿なのかお前は!?なんて夢を見てるんだ!なんでポッターなんかと…………!!!!」

『いやいや、まじ萌え萌えきゅんきゅんどっきゅんきゅん』

「気持ち悪い!!!」

『ふふん♪』




マルフォイは苦虫を36匹くらい噛み潰したような顔で歩いてる。対照的にキノはお肌つるつるなようで、非常に満足顔だ。




『いやはや、良い思いをした』

「僕は朝からそんな話を聞かされてすごく気分が悪い」

『なんでよ』

「当たり前だろ!?ーーーくそ、お前が珍しく話しかけてきたと思ったら……」




そう、今日の朝、大広間の朝食の時間、キノはいつもロン達といるのだが、今日はいきなりスリザリンのテーブルに、周りの目など気にせずに「フォイフォイ聞いてー♪」とやって来たのだ。



「そうしたら内容がこんなアホな話だとはな!」

『ボクにとっては大事な話なんだけど…』

「どこが大事だ!しかもそんな話を本人に話すとか…あ、ポッターに話してないだろうな!」

『あ後で話すよ♪

やめてくれ!!!!





全力で拒否した。





「……ちっ」





マルフォイは小さく舌打ちした。
だって、あっちから話しかけて来たのに、何事かと思ったらこんな気分の悪くなる話………


少しでも呼ばれて嬉しくなった自分が恥ずかしい。
さっきまでの自分に言いたい、「すぐさま逃げろ」と。



『まるふぉーい?』



急に黙ったマルフォイにキノが下から覗いてくる。


「っ、なんだ」

『気分悪くしたー?』

「当たり前だっ!」

『へへ、めんごめんご』

「めん…ぇ、なんて言ったんだ?日本語はわからん」

『また話しかけて良いでしょ?』

「ぇ………」





見つめてき彼女の顔は、あまりにも楽しそうでまぶしかったので………………。






「あ、ああ」





と、答えていた。




END

(また見れないかなー♪)
(一生見るな)
(次はフレジョー兄弟に攻められるマルフォイがいい!)
(…………!?!?!?!?)
(現実世界にならないかなっ♪)
(やめろ!!!!!)

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