☆DORACO★DREAM☆
□なんでだよ。(ギャグ)
1ﾍﾟｰｼﾞ/3ﾍﾟｰｼﾞ
なんでだよ。
そうして、、キノは固まった。
事にいたるには、ある出来事が起こったからだ。
キノは、いつものようにウィーズリーの双子兄弟とふざけ合っていた。
フレッドが新作アイテムを披露していて、それを試そうとしていた。
なんとそれは「予感薬」というもので、なんでもひとつ食べると、何か予感がして、何かが起こるらしい。
本当にそんなことが起こるのか…？
「いいから、これひとつ食べてみてよキノ」
「これはイチゴ味だぞ？」
そう双子がずいずいせまってきた。
『自分たちで食べたらどうなの！なんでボク？』
「だって僕たちに何かあったらいやだろ？」
「まだ試作品なんだから」
『君たちハッキリ毒味してくれと言ったらどうなんだ、回りくどい言い方しないで』
「いいから食べなよ、ほら！」
「絶対おいしいって！絶対おいしいって！」
『ちょ、無理矢理…！なんでそんなゴリ押しっ？』
と、はんば無理矢理（いやかなり）その豆みたいなものを食べさせられたのだ。
『…………うむ？』
とたんに、何かぴんときた。
なんだろう、これ。
うん…なんだこれ？
「どうだい、キノ」
「お味はどう？」
…………………
『なん、か、うん…あっち行かないと』
何か「予感」がして、自分でもわけがわからないまま、キノはだっと走った。
「「キノ!?」」