☆DORACO★DREAM☆

□愛のパンチです(ギャグ)
1ページ/2ページ



ドラコ・マルフォイはいつものように廊下を歩いていた。
馬鹿な部下、クラッブとゴイルを連れて。




すると、前からあの傷物ポッターと貧乏ウィーズリーとぼさぼさ頭のグレンジャーが歩いてきた。
 





「おやポッター、今日も馬鹿3人で歩いてるのかい?」




いつものように嫌みを言うマルフォイ。
そんなマルフォイの前でぴたりと止まるハリー、ロン、ハーマイオニー。



「黙れマルフォイ。そんなのお前だってそうだろ」


ハリーがクラッブとゴイルを顎で指して言った。
マルフォイが苦い顔をした。





「ふん、お前達よりはマシだ」

「どうかな」

「父上が言っていたぞ、ポッターは嘘つきの泣き虫だって。例のあの人よりよっぽど劣ってる」

「うるさいぞ、マルフォイ」

「おや、これは貧乏ウィーズリー。君の父上はどうなんだ、少しは給料が上がったのか?」




ロンが殴り掛かりそうだったので、急いでハーマイオニーが止めた。




「駄目よロン、こんなやつに掴み掛かる価値ないわ」




マルフォイはピク、と眉を動かして、ハーマイオニーに向き直った。





「お前の方はどうなんだグレンジャー、マグルの両親は?魔法の知識はあるのかい?」


「黙りなさい」


「ふん、出しゃばるんじゃない、この穢れた――」





ボッカアアアアアン!!!!!!!



急にマルフォイの視界は、何者かの拳によって遮られた。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ