☆DORACO★DREAM☆
□愛のパンチです(ギャグ)
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ドラコ・マルフォイはいつものように廊下を歩いていた。
馬鹿な部下、クラッブとゴイルを連れて。
すると、前からあの傷物ポッターと貧乏ウィーズリーとぼさぼさ頭のグレンジャーが歩いてきた。
「おやポッター、今日も馬鹿3人で歩いてるのかい?」
いつものように嫌みを言うマルフォイ。
そんなマルフォイの前でぴたりと止まるハリー、ロン、ハーマイオニー。
「黙れマルフォイ。そんなのお前だってそうだろ」
ハリーがクラッブとゴイルを顎で指して言った。
マルフォイが苦い顔をした。
「ふん、お前達よりはマシだ」
「どうかな」
「父上が言っていたぞ、ポッターは嘘つきの泣き虫だって。例のあの人よりよっぽど劣ってる」
「うるさいぞ、マルフォイ」
「おや、これは貧乏ウィーズリー。君の父上はどうなんだ、少しは給料が上がったのか?」
ロンが殴り掛かりそうだったので、急いでハーマイオニーが止めた。
「駄目よロン、こんなやつに掴み掛かる価値ないわ」
マルフォイはピク、と眉を動かして、ハーマイオニーに向き直った。
「お前の方はどうなんだグレンジャー、マグルの両親は?魔法の知識はあるのかい?」
「黙りなさい」
「ふん、出しゃばるんじゃない、この穢れた――」
ボッカアアアアアン!!!!!!!
急にマルフォイの視界は、何者かの拳によって遮られた。