03/04の日記
20:42
沖神
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会う度口説いてくるヤツがいる。
いつからだっけ。
出会った頃は、そんなことなかった。
ガキだガキだと馬鹿にされていたのが懐かしい。
喧嘩ばかりだったアイツとの思い出にいつのまにか滑り込んできた甘い日々。
見つめられる。
紅色の瞳が神楽を包むように。
燃えるような瞳の奥に甘い色が見えるようになったのはいつからか。
「俺にはテメェしかいないんでさァ」
そう言って苦笑する度に揺れる栗色の髪の毛が神楽の心臓を擽るようになったのはいつからか。
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