short
□nightsun
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※会話文
「フラン、フラン、大好き」
「いきなり何ですかー？つーか今、夜中ですよー。ジョーシキわきまえろってんですー」
「え？？なに？？常識？？…知らないよ。だって俺王子だもん」
「あいたたたたた」
「どした？？」
「いやー、あんまりにオイタな発言をしてくださったんでー、頭が痛く――ゲロッ」
「……ムカツク」
「いったいですー!!ナイフ投げないでくださいー!!」
「…じゃあ痛がれよ」
「痛がってますー」
「…………」
「…………」
「…………」
「………あの、センパイ？？」
「なーに」
「無言でキツく抱きしめないでくださいー。…反応に困るんですけどー。離せー」
「ヤダ。ムリ。…フランは王子のだし」
「なんですかソレ…ジャイアニズムですかー?っ…………ぷは、何いきなりちゅーしてんだ変態」
「何か離れたくない…」
「……甘えたですかー？」
「…ん」
「……」
「……んー？あり、月…」
「月がどうしましたー？」
「デカくね？いつもより」
「…あー、そうかもですねー。…そういえば、TVでそんなニュースやってたかもですー」
「何かありそーじゃね?」
「へー？」
「オラ、呪いとかそーゆー系??」
「……うわ、最悪ですー。ミー、そういう類のもの本当に駄目なんですけどー」
「意外」
「そーですかー？……ちゅ、……ちょ、ちょっとー？」
「好きだよフラン!!マジでアイシテル」
「ん、ふぅ…ちゅ、ちゅ」
「しししっ」
「もぉー…ちゅー、いー加減やめてくださーい」