short

□sweet dreams
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「フーラン。起きろー」
「…んー、まだ眠いですー…」
「…んー、王子そうやってむにゃむにゃしてるカエルも好きだけどさー。……ぐずぐずしてると襲っちゃうよ?」
「!!…あー、目覚めの良い朝だなー!!」
「ちっ、つまんねー。本気で襲おうと思って「朝からどーしてミーの部屋に出没してるんですか堕王子ー」…オイ、遮るな」
「遮るも何もこんな朝っぱらからなんでミーはセクハラされてるんですかー」
「…昨日の夜一緒に寝たじゃん。夜明けまでヤってたじゃん」
「何言ってるんですかー!!ちょっとー…///]
「今日は何の日だ?」
「話逸らすなー!!」
「いいから言えって」
「…今日ー?…なんかありましたっけー?」
「…昨日なんであんないつも以上にイチャついてたんだっけ?」
「…イチャついてねーよ変態死ね。…あー、アレですか。」
「そ、アレ」
「そうそう、えーっと…某宗教の開発者の誕生日かなんかでしたっけー?」
「…なんか言葉可笑しい気がする!!宗教の開発って何!?」
「覚えてないんですよー」
「なんで誕生日だって知ってるのに人物知らないの!?超ポピュラーだよ!!?」
「あー、はいはい。キリストの誕生日でクリスマスですねー」
「知ってんのかよ!!」
「当たり前じゃないですかー。ミーを何だと思ってンですかー。ボケですよボケー。突っ込みくらいしろってンですよ気ィ効かないですねー」
「オマエのボケはわかりずらい上に突っ込みづらいんだよ!!!!!!!」
「…でー??朝っぱらからミーを安らかな眠りから引きずり出した理由はー??」
「…もしかしてソレに怒ってんの?」
「…別にー。セクハラにもむかつきましたしー」
「だって一番に見せたかったんだよ!!フランに!!」
「何をですかー?」
「窓の外!!見てみ?」
「窓の外ー??(カーテンを開ける)」
「…」
「…」
「……ぅわー…!!」
「……すげぇだろ??」
「…なんでセンパイがドヤ顔なのかは知りませんけど…、ハイー!!昨日降ってたみたいだからもしや、と思いましたけどー…道理で寒いわけですねー」
「しししっ、ホワイトクリスマス。カエル楽しみにしてただろ??王子からのクリスマスプレゼント。…と、コレも」
「…わー、…可愛い…」
「まだ仕事も詰まってて結婚指輪は渡せないけど…。コレなら王子のモノだって印にもなるしな。…もしかしたらオレ、思ってたより独占欲強いのかも」
「…じゃ、考えてることは同じですねー」
「あ??」
「…ミーからの、クリスマスプレゼントですー…」
「…ブレス??」
「…はいー、似合いそうだなー、っていうのと・・・ミーの彼氏だっていう印です…」
「…」
「……センパイー??」
「……手錠、ねぇ。…しししっ、王子はカエルのだし、カエル…フランは王子のだし!!」
「っ!!///」
「これからも愛してる、…フラン」
「/////ミーも、ですよー」

 
朝っぱらからいちゃいちゃしてればいいよ、うん。

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