収納棚:暁

□クリスマスパーティーだぞ、うんうん!
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朝はいつものご飯を食べたが、お昼はおでんのバクダンを買ってきて食べたぞ。
そして、お待ちかねの晩ご飯。
晩ご飯は豪華な食事が待っている。はずだぞ、うん。
待っていなかったら、オイラ自爆してもいいぞ。
飛段も今日はおとなしい。なぜなら、角都の旦那に脅されているからだ。脅迫だな、うん。
"今日一日おとなしくしていなかったら、お前のスペアリブは俺が全部食う"って言ってた。効果は抜群だな、うん。

うんうん言っていると鬼鮫の旦那から風呂に入れと指令が下ったので、風呂に入る。
服を脱いで髷をほどく。

「うぅぅん…さみぃぞ、うん」

風呂とはいえ、裸になるのは寒いから嫌だな、うん。

一番風呂なので、風呂を洗う。
鬼鮫の旦那が洗ってくれたっていいんじゃないか、と思うが、いつもご飯を作ってくれたりしているからたまにはいいか、とも思う。

シュッシュ、と湯船に洗剤を撒く。
スポンジにも洗剤をつけて湯船を洗う。
湯船を洗い終え、泡を流して風呂の栓をし、湯をためる。

けど、オイラはあまり湯船には入らないから、省いてもいいんじゃないかって思う。
けどそれを鬼鮫の旦那に言ったら、"あとの人のためだと思いなさい"って。
鬼鮫の旦那はお母さんなのか?

そんなことを思いながらも体を洗い終える。
体を拭いて、髪も拭いて、服をきて、洗面所に行って髪を乾かす。
…最近よく髪の毛が抜けるけど、あれだな、季節だ、抜け毛の季節なんだよ、うん。決して脱毛が始まったわけではないぞ。

抜け毛といえば、角都の旦那だ。なんであんなにフサフサなんだ。もう91なんじゃないのか、うん。実はヅラなのか?

髪も乾かし終わり、ドライヤーをしまう。

「鬼鮫の旦那ぁー、あがったぞー、うん」
風呂からあがったらちゃんと鬼鮫の旦那に報告。

「はいはい、わかりましたよー。イタチさん、デイダラがあがったので入ってきてください。」
「…………」
「お団子はちゃんと見張っておきますから。」
「ん」
イタチはまだ団子を食べている途中だったようで、他の誰にも食われないように、鬼鮫の旦那に"見張っておけ"と目で訴えてから風呂に行った。

これからご飯なのに、団子を食べても大丈夫なのか、といつもおもう。
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