Sword of time-space・時空の刀(完結)

□第1話
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「おう、邪魔するぞ」




そう言って局長室に入ってきたのは警察庁長官の松平片栗虎
近藤、土方、沖田の面々が松平を迎え入れる






「久しぶりだな、とっつぁん」



「お〜そ〜か?最近こっちで忙しくてな〜」



そう言って立てたのは小指
その事に土方は呆れ顔で煙草の紫煙を吐きだした




「さーて今日はお前らに新人隊士を連れてきた」



「あぁ話は聞いてる。警察庁特別班のお偉いさんだろ?」



「まぁ警察庁っつーっても入ってまだ2か月しかたってね―けどな?」


「2カ月で将軍の警護ですかィ?そりゃ大したもんですねィ?」



「ん〜俺が気にいっちゃってね〜?その役職に付けたんだけど、本人がどうしても真選組に入りたいって言うもんだから」



「本人希望なのか?警察庁に居た方がエリート組だろ?」



「何でかは知らねーが、小せェ頃から真選組に憧れてたんだとよ?」






そう言われれば悪い気がしないのが人間
近藤なんかは口元を緩ませ嬉しそうにしている




「で?そいつは?」



土方が煙草をふかしながら松平に聞いた




「おう、じゃぁ城戸入って来い」




その声にスッと襖が開く
そして入ってきた者に全員目を丸くして驚いた








「「「・・・・・お、女ァァァァァ!!??」」」





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