繊月の猫(完結)
□Chapter 8
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"おいで?麻裕子"
どうしたの?
"見てごらん?繊月だ"
わぁ・・・まるで猫の爪みたいに細い月
"猫の爪?あれは繊維みたいに細いから繊月って言うんだろ?"
そうなの? は物知りだね?
"麻裕子が物事知らなすぎなんだよ"
そんな事ないよ!
"へ〜?そう?"
そうです〜! の事なら何でも知ってるし・・・
"・・・・僕も麻裕子の事なら何でも知ってる。僕の事が大好きなな事も"
それ自分で言うかな普通?
"違った?"
・・・・・・・違いません
"本当君は素直じゃないなァ〜・・・・ねェ麻裕子?"
"愛してる"
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