Love Hunter(完結)
□其の三
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「あれ?まゆこ買い物行くの???」
出たなストーカー野郎めっ
『そうですけど?何か??』
「なんか冷たくない??買い物行くなら荷物持ちで一緒に行ってあげようか???」
『え?』
「丁度買わなきゃいけない物あったし、食材買いに行くなら荷物多くなって大変でしょ?」
『えェ・・まァ・・・』
「じゃぁ決まり!一緒に行こうね!!」
そう言って私の手を取る山崎さん
なんでしょう?今日は普通に優しいですね??
この前副長に木に吊るされて懲りたんですかね??
そんな事を考えてたらスーパーに付きました
買い物カートを山崎さんが押してくれて私はゆっくりと食材を見る事が出来、ついて来て貰って良かったなァ・・・って
「あら!!かわいらしい御夫婦ですね?こちら新商品のご試食になります、旦那様如何ですか??」
「あ、頂きます。ン!美味しい!!奥さん奥さん!!奥さん奥さん!コレ買おう!!」
前言撤回
誰がお前の奥さんじゃァァァァァ!!!!!!!
何頬染めてんの!?
何旦那様気どりしてんの!?
『山崎さん、余計なもの買うお金は頂いてません、それに私はあなたの奥さんじゃないですから』
「えへへ〜♪あなた。だって〜♪照れちゃうなァ〜」
『その後に続く言葉聞いてました??』
「え??あなた愛してる???俺もだよ」
『死にさらせ、この地味男』
「Σ!!!??ヒドっ!!どうしたのまゆこ!?・・・あ、そう言えば今日は生理2日目だったね、だからイライラしてるんでしょ??」
『な、なんで知ってんだァァァァァ!!!!????』
「やだなァ。まゆこの事ならなんでも知ってるよ」
何胸張って言ってるんですか
怖いですよ
マジで
つーか何でバレてんの???
どこでそんな情報手に入れてんの???
ニコニコと笑う彼がめっさ怖く感じました
そして買い物も終わりレジでお会計をしていると店員さんが何かを紙袋に入れました
レジでスーパーの袋ではなく紙袋に入れると言うのは、例えば生理用品とか。
でも私そんなの買ってないんだけど??
しかも入れた物小さかったな・・
そう思って買った物を袋に詰めてる時にその紙袋の中を確認して血の気が引きました
「あ、それね、今一番薄い奴なんだって」
ニコニコそう言う山崎さん
私の目に飛び込んできたのは
紙袋の中に入ってるコンドーム
『・・・・・・・・・・』
「ちゃんと責任ある行動をします!!!」
ビシッと敬礼をする山崎さん
『つーか、いらないし』
「え!!??良いの生で!!!中出しOK!!??そ、そうだよね!!??俺ら結婚するんだもんね!別に避妊しなくても良いよね!!!!」
『違げーよ馬鹿、お前とこういう事しないって言ってんの』
「あ、婚前前は嫌ってこと??でも今のご時世みんなしてるよ??体の相性だって大切なんだから、ね??」
『ね??って何??婚前も婚後もやらねェよ』
「大丈夫、俺のちょっと大きいかもだけど、ちゃんと優しくするから、ちゃんと○○○を○○して○○○するから大丈夫だよ???」
『昼間のスーパーで何とんでもない発言してるんですか、ぶっ飛ばしますよ?』
「あ、そう言うプレイご希望??」
『山崎さんを抹殺するのがご希望』
「は、激しいね///俺を殺したいほど愛してくれてんの///」
『Σ!!!!???キショっ!!!!』
「え?あっ!!!まゆこまって!!!置いてかないでェ!!!!」
その後全力疾走で屯所に帰りました
だってあまりにも怖かったんだもん山崎さん
なんであんなに話が通じない!!!??
つーか・・・もうあのスーパー恥ずかしくていけないι
その日の夜
案の定勝手に私の部屋に入って来ていた山崎さん
優しい笑みを浮かべながら枕元にはコンドームが置いてありました
『副長を呼ばれたくなかったら今すぐお部屋にお戻りください』
「え〜!!!!????やだよォ〜!!!!俺もうビンビンなんだよ〜!!!???」
『右手と仲良くしやがれェェェェェェ!!!!!』
「え??オナニーの見せ合いっこ??それはそれで萌えるね♪」
『もォいやァァァァァァァァ!!!!!!!!!!』
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