・2 (完結)

□番外編〜おばけなんてないさ〜
1ページ/1ページ




ある日、名無しさんと土方と沖田と山崎で食堂でご飯を食べていたらいきなり停電になりました





『ぎゃっ!!なになになに!!??なんで真っ暗なんですか!!??』


「ただの停電でさァ、落ち着きなせィ」


『停電?』


「きっと、さっき雷なってたから、どっかに落ちたのかもね?」


『そうなんだ・・・それで何時つくんですか?』


「それは分からないな・・・でも直につくよ!大丈夫だよ名無しさんちゃん」



『そっか・・・って誰ですか!?今胸触ったの!!』


「ブフっ!!!誰だ!!こんな時にヤラシイ事考えてる奴わ!!!」


「俺じゃねえでさァ、名無しさんのCカップには触っちゃいませんぜィ」


「『お前だろォォォォォォォ!!!!!!』」


「総悟!!表出ろォォォォ!!!!!」


「無理でさァ。どこがなんだか暗くて分かりやせん」


「良いから来い!!」


『ぎゃっ!!土方さん!私の胸倉掴んでます!』


「わ、わりっ!!」


「何どさくさにまぎれて触ろうとしてるんでィ、ムッツリ土方」


「テメーのせいだろ!」


「ぎゃっ!!副長、おれ山崎です!」


「お?ッチ、しくじったか」


『っちょ!また総悟!胸触ったでしょ!?』


「?俺触ってねぇですよ?」


『・・・・・・』


「いや、マジででさァ」


『じゃぁ誰ですか・・・』


「「「・・・・・・・・」」」


「幽霊とかじゃないですかィ?」


「Σ!!!」


『今明らかに息をのんだ人がいますよね?』


「・・・・副長?」


「・・・・・・・ι」


「・・・・ニタリ」


『あ。暗闇なのに総悟が笑ったのが分かりました(笑)ってかなんで土方さん無言なんですか?もしかして怖いんですか?ってか、今私の手を握ってる汗だくの人誰ですか?』


「おおおおおお俺じゃねぇぞ!!??」


「「『・・・・・・』」」


「おおお俺はゆゆゆゆ幽霊とかおおおお化けは信じてねぇ!!!」


『じゃぁこの汗まみれの手を離して下さい』


「これは、ほら、その、なぁ?」


『なぁ?じゃないですよ』


「副長大丈夫ですか?ろうそく持ってきましょうか?」


「馬鹿かァ!?ろうそくのあのボワ〜っとした明かりとか幽霊きそうでヤバいだろ!!」


「ヤバいのはアンタの頭でさァ」


「よォォォし!刀抜けェェェ!テメーを幽霊にしてやる!」


『刀抜くなら早く手離して下さい』


「・・・・・・・」


『・・・・・・・』


「・・・・・・・」


『・・・・・・(驚かしてみよう)わっ!!!』


「ギャァァァァァァァァァァ!!!!!」


「副長!?」


「どっか逃げて行きましたねィ」


『あ。今ドアにぶつかった音が聞こえた』


「すげーヘタレでさァ・・・」







その数分後、ドアの前で気を失った土方が発見された






[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ