∞×Y

□美声の野獣
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俺と章大は結構長い付き合いで
体だけの関係とか
友達とかそういうんじゃなくて
ガチで付き合ってます

ある時俺が一人でAVを家で見てたら
後ろから章大がちょこちょこ
やってきて
「何見てるの?」
なんて言ってきたから
俺はおどろいてとっさに
リモコンを取って停止しようと
したんやけど

何で?
何でって、彼女の前で
他の女がアンアン言ってる映像
見たないやろ(笑)

やから消そうとしたんやけど
章大は何故か

「すばるくん章大も見てみたい」

って素直に言うから結局一緒に見た


一通り終わった時の章大の感想は

「すばるくん、気持ち悪い…」
「俺が?!」

一瞬俺のことを気持ち悪いと言っているのかと思い
かなりショックを受けたが

「このDVDの人たちグチョグチョで気持ち悪い」

って言ったから少々安心

だけど俺が
「俺たちいつもこういうことやってんねんで」
って言ったら
「えっ.....」

って固まったまま
何かを考えているようだ

「まぁ、すばるくんとなら…まだ、いい…かな…」
「まぁってなんやねん、かわええやつやな〜」

俺完璧に認められてる(笑)
彼氏の特権やな

「そういえばすばるくん、全く話変わるけど
カラオケ行こうよ。すばるくんの声聞きたい」

「いつも聞いてるやん、今も。」

何やこいつ、
ちょっとびびったけど
多分おそらく歌声じゃねーか?

「歌ってる声が聞きたいの」

大正解、渋谷さんに皆さん拍手を!

「ええよ別に、今から行くか?」

彼女の頼みなら仕方ない
俺も甘くなったもんだな…

「行くーーー!!!」



〜inカラオケ〜

「〜♪」

「すばるくんやっぱり歌うまい!!
章大はこんな簡単に
すばるくんの生歌wが聴けて幸せです」


そういうこと言われると
照れるっちゅーねん
言葉では言わんけどな

「ありがとうなー」

「やっぱり美声の野獣って言われるだけ
ありますね、師匠!!!」


章大に師匠って言われると
なんか違和感あるわ(笑)

「ふっ(笑)師匠って言わんでや、」

ぶっちゃけ章大を襲いたくなる
衝動にかられたので
部屋のソファーにすぐさま押し倒してしまいたいが
監視カメラもあるから
ムラムラを我慢

「すばるくん!章大も歌いたい!」
「ええよ、ほれマイク」

このままだとデュエット状態になるから
俺マイク置いたほうがええのかな?
そんなこと考えてるのと同時に
早く帰りたいっていう感情がこみ上げてくる
やって、押し倒したいから(笑)


1時間後


「すばるくんみたいに歌うまくないから
喉壊したかも…」


えーーーっ、ほんまか…
章大の喘ぎ声聞けなくなるやんっ

「平気やろー、てかそろそろ帰らへん?」
「大丈夫かな…そだね、かえろっか!」



自宅到着


おし、俺の準備完了

章大をおいしくいただきまーす

「章大」
「なーに?」


振り返った章大は携帯を
耳につけていた

「誰?」
「ひろくん。着信きてたからさ、電話してあげないと可哀想でしょ?」
「お、おん…」


なんやねん、内
いいとこで…

「ごめん章大、もう我慢でけへん」
「あっ、もしもしっ、ぃゃっ」

(もしもしー?章大ちゃん?
って、あれー?どしたん?)


「電話切って?頼む、ほんまに」
「すばるくんダメ!!」
「我慢でけへん言うたやん、はよ切って?」
「すぐ終わるから!]


(章大ちゃんいけないところで電話しちゃった感じなん?
なんかごめんなー、切るでー)


「あっ、もしもしひろくん?」
「内いい子やん(ニヤ」
「てかすばるくんいきなりどうしたの?」


章大むっちゃ困ってる
かわええことすなや
高まるやん

「カラオケ居た時からムラムラしてた」
「えっ、」


「愛してんで___」









最中章大は甲高い喘ぎ声を
聞かせてくれた
「むっちゃキレイやん」
って言ったら
照れてなんも言わんくなった


実際俺なんかより
章大の最中の声の方が
よっぽど"美声の野獣"なんちゃうかなーって
思ったりもしてる今日この頃





















あとがき有





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