神と戦と非日常

□2話 予算と買出しと
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あいつらが来てから2日目。
私は昨日空き部屋に布団ごと適当にぶちこんだ武将たちを起こしにいくところ。

うわ、隈できてる。


「起きろお前rうわっ!!」


蒼紅組の部屋に入ろうと戸を開けるなり毛布の塊が押し寄せてきた。

…重い。

中からごそごそと出てきたのは政宗。
偉く上機嫌のようで。


「Hey!!Goodmorning,my honey!!」


抱きついてきた。

慌ててよけたら毛布に足をとられたのか、こけた。

私じゃないぞ、政宗がだ。


「痛て…、」

「わたしはハニーじゃない」

「でも俺にとってはhoneyなんだぜっ」


いやそんな嬉しそうな顔で言われても。

……、ま、いいや。次行こ。

幸村はよだれ垂らして団子とか何とか言いながら爆睡してるし。


お次は。

部屋の前に立ち、戸をそっとあける。


「あ、おはよー菓鉈」

「……(ペコリ)」


もう起きていた忍's。早いなさすが。脱力した。

佐助と小太郎に朝食作りを任せ、残りの部屋へ。
ここはそれなりの覚悟を持たんと……な。

戸を開けると。

2つのベッドをまたがり占領するような体の向きで寝ている元就に蹴られたのか…。
左頬を赤くしてベッドから転がり落ちて寝ている元親。

……戦場だ。
部屋の割り振り変えよう。
一言大声で言うと目をパッチリと開けた2人。

…さて、全員起きただろうし、朝飯食べながら今日の本題に入るとしますか。




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