そのほか

□こんな日もあるの、かも
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※会話文オンリーですがちょっと長くなったのでこっちに。
※サンガツくんがだだ甘でもはや別人です





「サーンガーツくーん」
「なんですか」
「お腹すいた!」
「昼食は少し前に取りましたよね」
「今日はお客さんも多いし、たくさん話してたらエネルギー使っちゃってさ」
「はあ。…買い置きのカップ麺があるので、ご勝手にどうぞ」
「えー?オレ、サンガツくんの作ったものが食べたいから厨房に来たんだけど」
「面倒なので嫌です」
「ひどい!の、残り物でもいいからさあ」
「……」
「ねーえーサンガツくん!
いいのー?仕事サボってどっか食べに行っちゃうよ?」
「……あと」
「うん?」
「あと15分待って下さい。補充のチーズケーキが焼けるまで」
「えっ、でもそれってお店のじゃ…」
「残り物も無いし、貴方の分を作ってる時間も無いんです。一切れならあげますから、それで我慢してください」
「わーい!サンガツくん大好き!
チーズケーキ、人気だからすぐ無くなっちゃうんだよねぇ…いつも閉店まで残ってなくてさー」
「あくまで店の商品であって、貴方に食べさせる為に作ってる訳じゃないんですが」
「それは分かってるよー!
けど、すごく美味しいから時々は残ってて欲しいなーって思っちゃって」
「店長がいう台詞ですか、それ。ケーキが売れ残ったら、売り上げ低下ってことですよ」
「だ、だから、時々だってー!」
「…まあ、そこまで言うなら…今度の定休日にはワンホール焼いてあげますよ」
「えっ、ほんと!?」
「買い出しの荷物持ち、するならですけど」
「するよする!ついでにその日の洗濯物も干したげる!」
「決まりですね。それじゃ、焼けるまでちゃんと向こうで仕事しててください」
「了解ー!」




あとがき
サンガツくんデレさせ過ぎた。
まあ、タイトルの通りです。こんな風にサンガツくんと帽子屋さんが仲良しなこともあるかなー…とか…

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