□ファミリーとは
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蘭丸:濃姫さまーっ見てくださいよ、これ!!
濃姫:どうしたの蘭丸君?ずいぶん楽しそうね。
蘭丸:へへっ!信長様がご褒美に金米糖下さったんです!
濃姫:あら、よかったわね〜。蘭丸君はいつもがんばってくれるから、上様もさぞお喜びでしょう。頼りにしてるわよ〜。(なでなで)←蘭丸の頭撫でてる
蘭丸:えへへ〜♪

政宗:はぁ…いいなぁ…。俺も一度でいいからあんな風に褒められたかったなぁ…(←物陰から覗いてる)
佐助:誰に?
政宗:…うおぁっ!!?
佐助:おやおや。そんなに驚くなんて、らしくないねぇ旦那。そんなに熱心に見てたのかい?
政宗:う、うるせぇ!盗み聞きなんて汚ねぇぞ!!
佐助:そういわれてもねぇ…盗み聞きも忍の仕事の内ですから。ま、別に今回は仕事じゃないけど。で、誰に褒めてもらいたかったって?
政宗:………。母上…に…(ボソッ)
佐助:母上?……あー、はいはい。そういうことね。アンタ、疱瘡にかかってから、しこたま嫌われたそうだもんねぇ。
政宗:……うあぁぁぁーーーっっ!!(←抜刀)
佐助:うわぁっどうした旦那!?
政宗:この目がっ!この眼のせいだぁぁぁっ!!!
佐助:わぁーーっ!待て!待てって旦那!それ以上無い目えぐってどうすんの!(←政宗を羽交い締めにしてる)
政宗:放せよ!俺はもう死んでやる!!母上はどーせ小次郎の方が大事なんだぁぁ!!
佐助:ちょっ、落ち着きなさいってば!もう刀没収!
政宗:………ぅぅぅ…もう放っておいてくれ…。死なせてくれよぉ…。
佐助:(参ったなぁ…。放っといたらホントに自殺しちまいそうだ…)

佐助:…という訳で、取り敢えず保護して来ちゃいました。
信玄&幸村:………。
政宗:………。
幸村:……で、佐助。某達は一体何をすればよいのだ?
佐助:う〜ん…。分かんないけど、独眼竜の旦那が幸村の旦那んとこに嫁げばいいんでない?
政宗:何故そうなる!
幸村:そうでござる!あ、いや…別にそれはそれで良いような…うぅ〜……(←何か悩み始めた)
佐助:旦那っ!冗談で言ったんだから本気で悩まないでよっ!
幸村:な、何だ…焦った…
信玄:…で、佐助。結局どうするつもりじゃ?
佐助:そうですね…なんて言うか、家族ごっこみたいな…そんな感じのことやればいいんでないですか?
幸村:家族ごっこ…?
政宗:何だそれ…?新しいプレイか何かですか。
佐助:違うから!つーかプレイとか言うなっ!
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