夢小説二

□淫雨
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「…やっ…!」

僕の脇を抜けて逃げようとする千鶴ちゃんの腕を強く掴んで抱き寄せると、無理矢理唇を奪った。

「…やめッ…んん…!」

千鶴ちゃんが声をあげようと口を開いた瞬間に舌を差し込んで、震える舌を絡め取った。
歯列をなぞって小さな舌先を舐ると、くぐもった声が聞こえた。

細い腕に力を込めて、必死に僕から逃れようとする千鶴ちゃん。
顔を背けようとするから、片手で千鶴ちゃんの頭を押さえて、さっきよりももっと激しく舌を動かして千鶴ちゃんの中を犯した。
千鶴ちゃんは苦しいのか、自由になった方の手が僕の胸を押し返そうとする。

「…ふぅ…んっ…、はぁ…」

たっぷりと唾液を注ぎ込んで千鶴ちゃんを味わい尽くした後、手を放してやると、飲み下せなかった唾液が紅く色付いた唇の端から、つぅ、と溢れた。

苦しそうに息を吐く千鶴ちゃんの身体を返し塀に向けさせると、華奢な両の手首を掴んで塀に押し付けた。

「…やっ…!沖田さん…っ!…ダメです…!こんな…ッ、…誰かに見られたら……!」

僕を振り返る千鶴ちゃんの顔が恐怖に歪んだ。
それでも僕はお構いなしに、千鶴ちゃんの背中に体を密着させて、逃れられないように押さえ付けた。

「千鶴ちゃん…、君は僕だけを見ていればいいんだ…」

耳朶を嘗め甘噛みをしながら耳元で囁くと、千鶴ちゃんの身体が小さく震えた。

「……感じてるの?」

「…あっ…違っ…!」

僕がわざと意地悪に言うと、千鶴ちゃんは僕の腕から逃れようと抵抗を示したけど、力で僕にかなう訳ないじゃない。

千鶴ちゃんの袴の脇から手を入れて茂みの奥を探ると、そこはもうしっとりと濡れていて、生暖かい蜜が僕の指に絡み付いた。

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