夢小説一
□呪文
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「――――――ん…」
「―――千鶴…ちゃん」
真っ白な光の中、誰かが 私を呼んでいる。
優しい声。
大好きな…――――――――――
「…千鶴ちゃん」
目覚ざめると、目の前に沖田さんがいた。
「おはよう」
真っ白な朝日を背中に浴びて、にっこりと微笑んでいる。
「沖田さん…おはようございま…・・・って、なんで私の部屋にいるんですか?!」
慌てて飛び起きようとする私の肩を布団に押し付けて、沖田さんは強引に私の唇を塞いだ。
重ねられた唇を割って、熱い舌が口の中に入ってくる。
私の舌を絡め取るように、沖田さんの舌が動き回る。
「…んっ…ん………んんぅ!」
唇を塞がれたまま、いつの間にか布団の中に沖田さんの腕が差し入れられて、その手が私の太股を滑り、冷たい指がその奥に触れた。
「…っあ……おきたさ…っ!」
暖かいそこに、急に冷たいものが触れ、思わず顔を背けて抗ってしまう。
沖田さんはまるでお構いなしに、その長い指で私の熱い秘所に触れ、花弁を弄る様にその縁をなぞった。
軽く、表面を撫でるように…何度か指が往復すると、私のそこは沖田さんを求めるかのように、しっとりと甘い蜜を溢れさせてしまう…。
恥ずかしくてぎゅっと目を閉じると、耳元で沖田さんが優しく囁いた。