双子の誠

□今日は波乱の一日イッ!?
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斎藤さんの部屋に着き一呼吸し呼び掛けた。

水「斎藤さん、いらっしゃいますか?」

しばらくしても返事は帰って来なかった。

(……おかしい……部屋から人の気配が少し有るのに……まさか斎藤さん居留守してんとちゃうやろな………まぁ開けて見たら早いわな……)

水「斎藤さん開けますよ」
スパーン

そこに居たのはやはり金平糖の色分けをしている斎藤さん。


(やっぱぁ色分けしとったんかいィィィィィ!!しかも何や金平糖の数増えとるがな!!あんたほんま三番組組長なん!!??)


僕は気にしていない風に装って引き吊りながらも笑顔で尚且真剣風な趣《オモムキ》で斎藤さんに話掛けた。

水「斎藤さん沖田さんを止めて下さい」

斎藤は軽く頬を赤らめながらもゴホンと咳払いをし何時もの低めの声で「承知した」と呟いた。

斎藤さんの部屋を跡にして暴れる風を止めるに打ってつけのあの人の部屋に急いだ。
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