_COMPLETE STEANGER_
□ロ2
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『 なーなー、ユウ。 』
稽古中にぼくがユウに尋ねる。
「 あ? なんだよ。 」
なんか、嫌そうだが何かと聞いてくれるユウは、本当に良いやつだ。←うん。
『 あのさー、イノセンス使っていい? 最近、任務いってないから訛っちゃってさ。 』
「 別に、いいぜ。 それくらいで俺が負けるわけねぇしな。 」
ユウのその言葉に、ぼくはにっこりと笑って、
イノセンスを発動した。
ぼくは、寄生型の「猫ノ鎧」の方を。
このイノセンスの能力は、身体能力を上げるものだ。
『 じゃ、ユウ行くよ!! 』
「 来いよ。 お前より強いって事をわからせてやるぜ。 」
『 )猫ノ手( 』
ぼくは、ネーミングセンスがないからださぁい名前だけど。
この強化する技は本当によく使える。
AKUMAだって、倒すことができる。
「 チッ。(やっぱり、早ぇな。) 」
『 ユウ〜? どうした?攻撃が減ってきたぞ? 』
分かり切った挑発に神田は、怒りを露わに...
しなかった。
なぜかというと...、
「 おい、ロウ!! コムイからだ、任務だとよ。 」
ということだった。
『 何の任務かな? 』
「 俺が知るか...、逝って来い。 」
『 な、なんか字がおかしくね? 』
と、疑問に思いつつロウは、修練場をあとにした。
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